2016年12月31日土曜日

『家族でどこでも行ける魔法のチケット』しかし1人分足りない・・・そこで子供達が最後に出した選択に涙|@Heaaart - アットハート

『家族でどこでも行ける魔法のチケット』しかし1人分足りない・・・そこで子供達が最後に出した選択に涙|@Heaaart - アットハート:

 今回はちょっと出来レースではありますが、家族でどこでもいける「魔法のチケット」を目の前にした子供たちがどういう反応を示すかという動画についての話題です。2016年大晦日の締めくくりは、できれば批判的な話ではなく心が洗われるような話題を取り上げたくて、この元記事を取り上げさせていただきました。

 チケットをプレゼントされて喜ぶ子供たちですが、1人に1枚必要な魔法にチケットはなんと家族の人数より1枚少ないのです。つまり誰か1人は一緒には行けない。さて、誰を置いていくことにするのかという問題で、子供達は悩みます。


 別室で見守るご両親は、お父さんは自分が置いていかれるかもなんて心配していましたが...最後に子供達が出した結論は「旅行は家族みんな一緒でないと楽しくない」というものでした。世界中のどこにでも行けるチケットという餌を目の前にぶら下げられても、残していかれる「誰か」の心のうちを想像して自分だけの楽しみよりも家族全体の幸せを優先できる...子供たちがそんな結論に至ったのはとても感動的ですね。

 実は自分たち家族は、年末年始は帰省先の自分の実家からそろって旅行に行くのが恒例で、この記事も旅行先で紅白歌合戦を見ながら書いています。自分の子供はまだ小学1年生と3歳ですが、この動画に登場する子供達のように心が綺麗なまま育ってくれると嬉しいですね。

 2016年もあと1時間ほど。今年は自分にとっては、この山ちゃんウェブログを始めた記念すべき年でした。技術的な話も結構書いたので、その方面の方以外には何やら小難しいことを言っているなと思われたかもしれません。技術以外にも社会や政治・教育など、自分がその時興味を持った話題を取り上げてきましたが、来年もこんな感じでゆるく進めて行けるといいなと思っています。2017年も皆様にとって素晴らしい年でありますように。


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2016年12月30日金曜日

不惑のはずが惑ってばかり。40代は生きづらい?~河崎環、おおたとしまさ、田中俊之、常見陽平座談会【前編】 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

不惑のはずが惑ってばかり。40代は生きづらい?~河崎環、おおたとしまさ、田中俊之、常見陽平座談会【前編】 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online:

 今回は「40代という世代の生きづらさ」に関する、河崎環氏・おおたとしまさ氏・田中俊之氏・常見陽平氏の座談会の様子を大山くまお氏がまとめられた記事をもとに考えたいと思います。自分もすでに40代に入っていますが、座談会の中で話されている「40代ってこんなに子供だったのか」ということを自分も常日頃感じています。座談会なので、色々なところに話は飛ぶのですがが、40代の生きづらさを表すキーワードとしてここでは「自己評価の低下」を挙げたいと思います。自分が男性だからということもあり、「40代『男性』の生きづらさ」と置き換えてもいいと思います。

 まず、自分が40代になってみるとそれまでの40代に対するイメージとは大きく違っているのですが、ここでいう「40代像」は現代の40代像ではなく自分たちが子供の頃や若い頃に上の世代としての40代を見て描いていたイメージです。自分ももう人生の3分の2くらいが平成になったにもかかわらず、思い描く「40代像」はあまりに昭和イメージだったりして驚くことがあります。例えば、40代の男は一家の大黒柱として家族を支えなければならないというようなイメージです。しかし、実際にはここ10年くらいで30代・40代の男性の給料は圧倒的に下がっているという事実があります。男性の収入が下がり、その分を補おうという女性の社会進出も徐々にですが進んでいるにもかかわらず、自分たち40代男性は「あるべき理想像」を、父親が外で仕事をして母親は専業主婦で家庭を守るという「昭和イメージ」に求めてしまっているのです。そうすると、収入が低くて妻にも働いてもらわないといけない、そんな自分はなんて情けないんだと自己評価を下げてしまいがちです。冷静に考えると、変わったのは社会の方なので何も自己評価を下げなくても良かろうと思いますが、勝手にハードルを上げてしまったがゆえに相対的に自分を下げてしまっているのです。

そして特に男性は、出世競争に参加したくなくても必ず参加させられるという問題があります。若い頃は横一線(少なくとも一緒に同じ会社に入った同期とは大体横一線)で表面化しませんが、そのあたりの出世競争が表面化してくるのが40代だと思います。先に述べた通りその競争には意欲的な女性も参加してくるようになり、また本来はあってはならないとは思いますが、いまだに男同士のあうんの呼吸で仕事をしている会社は多く女性はそこに「入れてもらっている」「下駄を履かせてもらっている」というケースも多いのが現状だと思います。男性からすれば、必ず参加させられる椅子取りゲームの椅子の数が増えないのに参加者は増え、しかもその新しい参加者にはハンデが与えられているのです。そうすると実質的には椅子の数が減ったことになり、レースに勝てない男性も多くなります。参加したくもないレースに強制的に参加させられて、しかも「負け」の烙印を押されるのです。ここでも自己評価が下がってしまうことになるのです。

 この競争から「降りられない・あがれない」社会というのが、座談会の中でも問題視されています。「あがり」は上昇ということではなく、すごろくでの「あがり」のことです。つまりは途中棄権も許されず、ゴールに到達しても解放されることもないというのです。そんな座談会での指摘を元に今年の話題を振り返ると、実は「あがる」ことができた人もいて一方であがれなかった人もいて、両者の明暗がくっきり分かれました。まず「あがれた」人たちは、つい先日最後の5人でのテレビ出演を果たしたSMAPです。SMAPは、その実態はとっくに "終わって" いたにもかかわらず、に大人の事情で続いていました。ホモソーシャルで全員仲良くてメンバーの個性尊重と思っていたら、実際にはずっと前にそれは終わっていたのでしょう。それでも遅ればせながら、そして多大な代償を払いながらも、彼らは「あがる」ことができたのです。一方で、ある意味あがれなかったのが、元プロ野球選手の清原和博氏でしょう。男の子の憧れのプロ野球選手、その頂点を極めた清原氏は、ある意味で若い時に「勝って」しまったのです。若い頃に勝ってしまったがために、漫画やドラマのように勝ってハッピーエンドというわけにいかず、勝ってしまった後の長い人生で過去の栄光の高みから下る一方だったのかもしれません。「勝つ」というのは人生のピークですので、当然そこから先は下る一方。過去の「勝ち」がとてつもなく高みにあった清原氏は、そこからの下り坂がそのぶん急だったのではないでしょうか。過去の栄光と下る一方の現状というギャップに自己評価を下げてしまい、あのような事件になってしまったのかもしれません。座談会の中でも、若い頃に勝ってしまうのは実は苦しいことなんじゃないかという意見が出されています。

 40代という「不惑」の世代。しかし実際は不惑どころか迷うことばかり、悩むことばかりというのが実情でしょう。元記事の座談会をもとに、現代の40代の生きづらさを「自己評価の低さ」というキーワードにまとめてみました。「昭和イメージと現実のギャップ」「あがれない社会」というのが、その自己評価の低さに繋がってしまてるかもしれません。


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2016年12月29日木曜日

20年越しのメッセージ?ジョブズ氏「Appleの失敗は利益を第1目標にしたこと」 - iPhone Mania

20年越しのメッセージ?ジョブズ氏「Appleの失敗は利益を第1目標にしたこと」 - iPhone Mania:

 今回の話題は、故スティーブ・ジョブズ氏による20年近く前のスピーチが、今のAppleに当てはまるのではないかとして注目されているという話題です。いや今のAppleどころか、多くの会社に(少なくとも自分が所属している会社には)当てはまるんじゃないかと思い、今年のまとめの時期に取り上げさせていただきました。そのジョブズ氏のスピーチが、こちら(↓)。


 シアトルで開催されたカンファレンス「CAUSE 98」で撮影されたものです。ジョブズ氏は、同氏が追放された後のAppleが失敗した理由は「素晴らしい製品を作ることではなく、利益を出すことを第一に考えたからだ」と述べています。その一部をここに引用しましょう。

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 Appleに起きたことは、率直に言うと、何年にも渡って……かつて目標は世界で最高のコンピューターを作ることだった。これが1つ目の目標だった。で、2つ目は、利益を出さなければいけないというものだ。なぜなら、利益を出せなければ1つ目の目標は達成できないからね。
 そう、だから私たちは利益を出すのが好きだ。でも利益を出す目的は、世界で最高のコンピューターを作ることなんだ。いつの間にかどこかで、この2つが逆転してしまった。「目標は儲けまくることで、そうだな、もし良さそうなコンピューターを作らなきゃいけないとなったら、まあ金があるからやるよ」って。
  これはとても微妙なんだ。最初は全然分からない。でも、それがすべてだってことが判明する。ほんの僅かな逆転に気づくのには5年を要するが、5年も経つとその微妙な逆転がすべてになっている。だから我々は再び、あるべきところにあるべきものを配置してきたというわけさ。
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 いかがでしょうか。少なくとも自分の会社の現状には、このジョブズ氏の言葉を噛み締めなければならないと思います。実は、先日Amazon Dash Buttonを紹介し、相当大きくなったAmazonがいまだに "攻めて" いる姿勢が素晴らしいということを書いて、その記事にある方からコメントを頂いたのです。頂いたコメントをもとに考えているとき、企業が発展するときに放出する「勢い」は、実は「利益は二の次、夢を一番」という姿勢から来るのではないかと思ったのです。今年流行の小池知事の表現を借りれば、「ドリームファースト」とでも言えるのかも知れません。かつてのGoogleですべての情報を整理するという夢にすべての技術と情熱が注ぎ込まれ、Amazonでショッピング体験そのものを改革するという夢に技術と情熱が注ぎ込まれているように、世界中を席巻する「勢い」というか「エネルギー」が生まれるのはいつも「ドリームファースト」の企業だった気がします。

 もと記事では、現在のAppleは、新MacBook Pro(late 2016)のバッテリー駆動時間を延ばそうとしていたものの、年末商戦に間に合わないことを恐れて計画を諦めたという報道が出るなど、目先の利益を優先しているととられても不思議ではないと述べています。構造はとても単純なのです。「ドリームファースト」の企業は「伸びる」し、「利益ファースト」の企業は斜陽になる。そういう意味で、ジョブズ氏の経営者としての最も素晴らしい点は、この「ドリームファースト」を貫き続けたことだったのだと思います。

 おとといと昨日、自分も端っこの方にいる電機メーカー業界では、超大手の東芝が米国の原発事業で発生する減損損失が数千億円規模と公表して、株価がストップ安になるニュースが駆け巡りました。東芝では、経営陣が「チャレンジ」と称して無理な利益のかさ上げを現場に要求し、法律すれすれあるいはアウトを犯してでも見せかけの利益の数字を作ってきたと言われています。まさに「利益ファースト」。ジョブズ氏の言葉を噛み締めなければならない企業はたくさんありそうですね。


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2016年12月28日水曜日

ASCII.jp:プレゼンが下手な人は「パワポカラオケ」をやってみよう!|遠藤諭のプログラミング+日記

ASCII.jp:プレゼンが下手な人は「パワポカラオケ」をやってみよう!|遠藤諭のプログラミング+日記:

 今回は、角川アスキー総研の遠藤諭氏の記事から「パワポカラオケ」なる面白そうな遊びをご紹介したいと思います。オフィスで仕事をする人にはおなじみの「パワポ」は、Microsoft Windows用のプレゼンテーション用ソフト「Power Point」のことで、自分が学生の頃は学会発表などは1枚ずつのスライドにカラー印刷してOHP(Overhead projector)に映し出していましたが、コレ(↓)をそのままデジタル化したようなソフトです。

 その「パワポ」に「カラオケ」ときたら、てっきり日本人の発想かと思ったらそうではなく、意外なことに考案したのはベルリンのシンクタンク「ZIA(Zentrale Intelligenz Agentur)」なんだそうです。遊び方は、誰のものか分からないパワポのプレゼン資料をスクリーンに映し出して、初見かつ即興で "それっぽく" プレゼンを行うというものです。「初見で」というところがいわゆる「カラオケ」とは少し違いますが、そこはカラオケの仕組みを熟知していないドイツ人のネーミングなのでやむを得ません。初見かつ即興ということは、これ人前でやると「度胸」が鍛えられるでしょうね。遠藤氏のたとえ話がまさに的を射ていて、コメディ映画のお決まりのように、悪い連中に追われて逃げ込んだらステージの上に出ちゃったみたいな感じです。ステージ上のダンサーに混じって、"それっぽく" ステップを踏んだりするのです。

 初見のパワポで "それっぽく" プレゼンするという「即興性」つまり「アドリブ力」は、かなりの知性と教養が要求されますし、何より「度胸」が鍛えられますので、プレゼンのトレーニングにはもってこいだという話です。カラオケの本場・日本では、最近は「ひとりカラオケ」なんてのも流行っているようですが、トレーニングとして「パワポカラオケ」をするときは、できるだけ大人数の場でやるのが効果が高そうです。

 エドワード・バーネイズ氏の著書「プロパガンダ」(成甲書房刊)によれば、民主主義を建前とする現代社会では、意識されずに大衆をコントロールする者こそが本当の意味での統治者になれるそうです。パワポが強力なソフトであることは確かですが、プレゼンという行為自体は、せいぜい絵で見せて声で伝えて共感を得るという3ステップです。しかし、この3ステップは人を説得する(「洗脳する」と言ってもいいかも知れません)ための王道を押さえたメソッドで、その王道を広告事業者や政治家のようなプロパゲーションの専門家だけでなく、一介の学生やサラリーマンでも簡単にできるようにした「洗脳ツール」こそがパワーポイントの正体です。つまり、普通の人が「パワポカラオケ」でしっかりプレゼン力を鍛えれば、大衆をコントロールする本当の意味での統治者になれる可能性も秘めているのです。

 もちろん統治者なんて大袈裟なことを言わなくても、プレゼン力を鍛えることで、あなたの提案が上司に受け入れられやすくなったり、新規顧客獲得の可能性が上がったり、逆に相手のプレゼン力を見定められるようになってコントロールされにくくなったり、とにかくあなたにとって極めて大きな武器になることは間違いありません。最近の就職前線などを見ていると、プレゼン力とかコミュニケーション力が重要視されているのは間違いないのにも関わらず、それを鍛えるための有効なトレーニングがなかったように感じます。「パワポカラオケ」でプレゼン力・コミュニケーション力を鍛えて、就職で・仕事で・社会活動で・日常生活で、人生を有利に進めるのもいいかも知れませんね。


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2016年12月27日火曜日

ボタンひとつで注文完了!Amazon Dash Buttonとは? - All About NEWS

ボタンひとつで注文完了!Amazon Dash Buttonとは? - All About NEWS:

 今回は遅ればせながらAmazonの新サービス「Amaon Dash Button」について。最近のAmazonはかなり"攻めて"いますね。ついこの前、カメラ映像と人工知能(AI)でレジなし実店舗を実現する「Amazon Go」の発表がありましたが、このAmazon Dash Buttonは一体どんなサービスなんでしょう。

 従来はパソコンでAmazonのWebサイトを開いて、そこから買いたい商品をショッピングカートに追加して最後にクレジットカードで決済するというのが一般的でした。その後、Amazonでの買い物で操作する主な端末はパソコンからスマホやタブレットに変わり、備え付けのブラウザでなく専用アプリを使うようになったりしましたが、それも大枠は同じ流れになります。ところが立て続けに明らかになったAmazonの新サービスは、そんな「ショッピング」という行為そのものの改革を提案してるようです。Amazon Goは実店舗のショッピングでレジなしを実現し、Amazon Dash Buttonはネットショッピングで商品を選んで決済することさえ簡略化しようというものです。具体的には、日用品など繰り返し購入するものをあらかじめ登録した「ボタン」なのです。このボタンはスマホやパソコンの画面上にあるボタンではなく、照明スイッチを押すかのように実際に手で押すことができるリアルの「ボタン」なのです。

 例えばトイレットペーパー用のボタンをトイレに設置しておきます。シャンプー用のボタンをバスルームに設置し、ミネラルウォーター用のボタンを冷蔵庫に設置しておきます。すると、トイレットペーパーが最後の1ロールになったときボタンを押せば、シャンプーが切れそうなときミネラルウォーターが最後の1本になったときそれぞれボタンを押せば、それだけで注文が完了して決済も完了するというものです。Amazon Dash Buttonはプライム会員限定のサービスですので、ボタンを押した翌日には注文品が届けられるというわけです。

 必要要件を見てみますと、Wi-Fiが必須となっていますのでBluetoothでスマホと連動とかではなく、このボタンそのものがIPアドレスを持って無線LAN経由で注文を行なうようです。最初の設定にのみスマホの専用アプリが必要のようですが、一度設定してしまえば自宅のWi-Fi環境だけでいいというわけです。これって、本来のターゲットは一人暮らしのお年寄りとか、田舎でショッピング難民となってしまっている方々なのかも知れませんね。お年寄りの場合、子供や孫がスマホで事前設定をしてあげれば、あとは消耗品が切れそうになった時にボタンを押せば届けてもらえるわけですから、買い物に出るのが大変な方々にはとても重宝されそうです。Amazonのこれまでの購入者層は、どうしてもパソコンやスマホが使える世代に限られていましたが、これだとデジタル的なものに全く拒否反応のある方々をも取り込める可能性がありそうです。

 手順的には、(1)Amazonプライム会員になる、(2)ボタンを購入、(3)スマホのAmazonショッピングアプリをダウンロード、(4)アプリで初期設定、という手順であとはボタンを押すだけですが、いくら簡単とはいえここはデジタルに強い人でないと難しいかも知れませんね。さらにボタンを誤って二度押ししてしまっても、商品が届くまでは次の注文は自動キャンセルされる安全機構がついているので、間違ってたくさん購入してしまうこともなさそうです。この辺りもお年寄りにターゲッティングしているような気がします。

 Amazonは、他にもネットに接続した家電が自ら必要な消耗品を購入する「Amazon Dash Replenishment」を本国で展開しています。例えば、洗濯機自身が洗剤が少なくなってきたと判断した時に自動的に洗剤を注文します。プリンター自身がインクトナーの減りを検出した時は、自動的にインクトナーを注文するのです。ショッピングという行為に一切人間が関わらなくて良いという、ある意味究極的なIoT(Internet of Things)の世界があるかも知れません。日本でのサービスインはまだですが、これも近いうちに投入されるでしょう。元記事の著者は、家中の家具・家電に「Amazon Dash Replenishment」が備わった「Amazonハウス」なるものも登場するかもしれないと述べられています。以前にAmazon Goの記事を書いた時に、小売はAmazonの一人勝ちという時代が来ると書きましたが、これはいよいよ現実味を帯びてきましたね。


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2016年12月26日月曜日

ASCII.jp:DDoS攻撃でビルの暖房が使えなくなり凍死寸前!?

ASCII.jp:DDoS攻撃でビルの暖房が使えなくなり凍死寸前!?:

 今回の話題はIoTのセキュリティに問題で、2016年11月フィンランド南東部の都市・ラッペーンランタの2棟のビルで、発生した事件のニュース記事です。2つのビルは空調や水道の温度管理を行なうコンピューターシステムが導入されていましたが、DDoS攻撃を受けて暖房が停止してしまったのです。11月のフィンランドと言えば、平均最低気温はマイナス2度と相当寒い環境です。仕事にならないどころか、健康被害さえ起きかねません。幸いにも、トラフィック制御を行うことで昨日回復できたそうですが、IoTのセキュリティ問題はネット上のバーチャルな世界だけではなく、リアル世界に直接的な被害をもたらすことが垣間見られた事件でした。

 「IoTのセキュリティ」と言ったとき、それには大きく2つの側面があると思います。1つ目は今回の事件のような、IoTエッジデバイスそのものを攻撃対象にして制御不能にしたり乗っ取って自由に制御されたりという直接的攻撃。そして2つ目は、膨大な数があるIoTデバイスを、他のターゲットを攻撃するための踏み台とする間接的攻撃。どちらも深刻な事態を引き起こしかねないセキュリティ上の脆弱性です。

 攻撃のパターンとして直接・間接の2通りがあると述べましたが、さらにその手口にも3通りがあると思います。1つ目はDDoS攻撃やバッファオーバーランのように、リクエストをたくさん送りつけ、通信バッファをあふれさせたり制御不能状態に陥らせることです。これは比較的シンプルな攻撃で、難しいハッキング技術は必要がありません。なぜなら1つ1つのリクエストは"正しい"リクエストなので、世の中にある参考書やネット上の"正しい"通信の仕組みをそのまま実行して、リクエストを送信すればよいわけです。ただそのリクエストの送信量を膨大にすることで、相手デバイスに他の処理をできなくさせてしまうということです。そして2つ目は、いわゆる乗っ取りです。以前に紹介したTelnetサービスを利用したものがその典型的なものです。Telnetはもともとリモートでログインして各種コマンドを実行するためのサービスですので、これが稼働しているIoTデバイスはIDとパスワードがバレてしまっただけで容易に乗っ取られてしまいます。バックドアなどを仕掛けて攻撃者の要求によって各種コマンドを実行できるようにすることも、同様に乗っ取りの手口です。そして3つ目は通信プトロコルを利用した、不正な遠隔制御です。ビルの制御や工場の制御に使用されている通信プロトコルは、リアルタイム性や様々なメーカーの製品を相互運用するためのオープン性を重視するためにセキュリティ性が低いものが多いのが現状です。つまり、制御プロトコルを使えば直接的に空調機や生産装置・自動車・自宅の電気錠や監視カメラを制御することができるのです。

 大きく2つの攻撃パターンと3つの手口の掛け合わせが考えられるわけですが、手口の3つ目はそれなりの技術が必要なことを考えると、インシデントが多く発生するのは直接・間接攻撃に関わらず膨大なリクエストを送りつける攻撃と乗っ取り攻撃の2つの手口だと思います。IoTは膨大な数のデバイスがあるために、そのデバイスのセキュリティ性は玉石混交です。守る側はすべてのデバイスを守らなければならないのに対して、ハッカーは弱いデバイスを見つけて攻撃すれば良いという、完全に攻撃者有利の環境なのです。現状、IoTのセキュリティに関する「これはという解」は見つかっていないのが現状です。解がないまま「見切り発車」するという、IT分野お得意の方法で走り始めてしまいました。以前に述べたように、人命への影響や社会的影響が大きい産業IoTの場合は直接はインターネットに繋がないエアギャップという考え方で、少しでも守りを固める必要があると思います。


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2016年12月24日土曜日

お人形、サンタと世界旅行 津波で姉亡くした妹へ贈り物:朝日新聞デジタル

お人形、サンタと世界旅行 津波で姉亡くした妹へ贈り物:朝日新聞デジタル:

 今回は、クリスマスイブにふさわしく、心温まるニュース記事から。さきの東日本大震災で当時6歳の姉を亡くした宮城県石巻市の女の子が、フィンランドでサンタさんに会ったというお話です。

 2011年3月11日。お姉ちゃんは幼稚園の送迎バスの中で津波にのまれ、帰らぬ人となったのだそうです。その年のクリスマス、女の子はサンタさんに「おもちゃはいらない。お姉ちゃんが帰ってきてほしい」とお願いしました。残念ながら、この願いはサンタさんにもどうすることもできなかったのですが、昨年のクリスマスのお願いは、一昨年のクリスマスにもらった姉妹二人のお人形を世界旅行をさせてほしいというもので、こちらのお願いは無事に叶えられたのです。お姉ちゃんが見ることができなかった世界を、せめてお人形に見せてあげたい、女の子のそんな健気な想いなのでしょう。女の子がサンタさんにこのお願いを書いたお手紙を出した後、二人のお人形は忽然と姿を消したのだそうです。

 そしてお人形が姿を消して丸1年近く経った11月、サンタさんから「人形はわしと一緒に旅しているんだ」「会って話がしたいな」と招待状が届いたのだそうです。クリスマスに先立つ11月28日、フィンランド・ロバニエミ市の「サンタクロース村」で、女の子はお姉ちゃんの遺影とともにサンタさんと対面しました。サンタさんはこの1年のことを「人形はわしと一緒に、たくさんの国を旅してきたんだ」話してくれました。そして今年のクリスマスに、世界中を旅するお人形の写真を届けてくれるのだそうです。女の子はサンタさんへのお礼として、手作りのネックレスをあげました。別れ際にあらかじめ練習した英語で「Can you see me again?」と尋ねた女の子に、サンタさんは笑って「また夢の中でトナカイと一緒に会えるよ」と答えてくれたそうです。

 一昨年のクリスマスプレゼントにお人形をもらい、昨年のクリスマスから始まったお人形とサンタさんの世界旅行。この夢のプロジェクトのカラクリは、女の子のお母さんから話を聞いたNPO法人「ガーネットみやぎ」が、海外へ行く人にネット上でお人形を一緒の連れて行ってほしいと協力を呼びかけてくれたのだそうです。この呼びかけに快くOKしてくれた人々の温かい心が、姉妹のお人形にベトナムを皮切りにオーストラリア・アメリカなど世界20もの国と地域を旅させてくれたのです。そして11月初め、本物のサンタさんからサンタクロース村への招待状が届いたのです。

 純粋な心からの健気な女の子の夢と、その夢を必死で叶えようと頑張るお母さんと大人たち。今日はクリスマスイブ。子どもたちの夢が叶いますように。

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2016年12月22日木曜日

2017年も「取り残された人」が世界を動かす | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

2017年も「取り残された人」が世界を動かす | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online:

 今年も残すところあと10日ほどになってしまいました。この時期は2016年を振り返ってどんなニュースがあったのかとかどんな言葉が流行ったのかという記事を多く目にしますが、今回の元記事は小宮一慶氏による2016年の振り返り記事なのですが、ここでは政治的に世界をあっと言わせたポピュリズムの台頭と技術的に世界をあっと言わせた人工知能(AI)について復習してみたいと思います。

 小宮氏も書いておられますが、今年は政治的にとても大きな転換点になる年でした。イギリスでは国民投票の末にEU離脱へと舵を切り、アメリカでは大方の予想を覆してトランプ氏が次期大統領の栄冠を手にしました。イタリアでも議員定数の削減などを行う憲法改正の国民投票の結果、レンツィ首相が辞任に追い込まれることになりました。イタリアで勢力を伸ばす「五つ星運動」の政策1番手はEU離脱ですので、イギリスに続いてイタリアも離脱ということになれば、ヨーロッパに再び激震が走ることが予想されます。

 イギリスのEU離脱・アメリカ大統領選でのトランプ氏の勝利・イタリアでの五つ星運動の躍進、これらに共通しているのが「ポピュリズム」です。ポピュリズムはエリート主義の反対に位置する言葉で、一般大衆の不安や恐れなどを利用して、その支持のもとで現行体制や知識人など上流階級と対決する政治思想のことを指します。「Brexit」なんて言葉を生み出したイギリスのEU離脱は、移民・難民とテロリズムという大きな恐怖が大衆を不安に陥れ、そこをうまく煽って利用したポピュリズムの勝利という見方ができます。EUにとどまっている限り、移民や難民を受け入れざるを得ず彼らによってイギリス人は仕事を奪われるという不安、そしてオープンな環境がテロリストと暴力を自国に招いてしまうことへの恐怖。一方でアメリカでのトランプ氏の勝利は、白人労働者階級の支持を得て予想を覆す勝利を手にしたと言われています。トランプ氏自身は大富豪ですが、トランプ氏を支持したブルーカラーの人々は、自分たちのすぐ上にいるプロフェッショナル(高度の専門職従事者)の階級を快く思っていないものの、さらにその上に位置する富裕者階級には尊敬の念を持っているため、プロフェッショナル層の代弁者とみなされたクリントン氏ではなく富裕者階級のトランプ氏に票を入れました。そして、Brexitもトランプ氏勝利も五つ星運動も、その根幹をなすポピュリズムが民衆の恐怖と不安を煽った結果、各国は排他主義的で自国優先主義に陥ろうとしています。それは、ポピュリズムを支える大衆はエリート層ではなく「取り残された」人々であるがゆえに、移民・難民などと限られた仕事を奪い合う階級だからです。彼らにとっては、移民・難民など外から自分たちのライバルが入ってこないように守って欲しい、結果として、EUから離脱するとかメキシコとの間に壁を作るとかという方向へ向かうわけです。トランプ氏は時期大統領に決まってからさすがに少し方向転換を行なっているようですが、2017年以降もポピュリズムにより自国に閉じこもろうとする国が増えてくると、世界はどんどん孤立化の方向に向かうかもしれません。

 また2016年はこの山ちゃんウェブログでも何度となく取り上げた、人工知能(AI)の技術が大きく躍進した年でもありました。これまで第一次・第二次・第三次の3度の産業革命によって、肉体労働・工場作業など「Labor」と呼ばれるような仕事は蒸気機関や機械・コンピューターオートメーションに取って代わられました。いま第四次産業革命は「IoT(Internet of Things)」だと言われていますが、自分はこういう文脈で言われるIoTは広義のIoTであって、エッジデバイスからクラウドにビッグデータが集められ、AIがそれを解析してリアルな世界へフィードバックするという一連の大きなループのことだと理解すべきだと思います。その時キモになるのは「AI」なんだと自分は思います。エッジデバイスの数やネットワーク・クラウドを支えるコンピューター技術も確かに重要ではありますが、これからの世界で勝ち組・負け組を決定的に分けるのは、この大きなループを回すための駆動力である「AI」のデキではないかと思うのです。

 そしてAIの発展は、2045年とも言われている「シンギュラリティ(技術的特異点)」に向かってまっしぐらに進んでいます。シンギュラリティの世界は、AIの知能が人類の知能の総和を上回る特異点であって、もはやコンピューターと人間を分けていた「知能」に関しても人類がコンピューターの軍門に下る日ということです。その世界では「Work」と呼ばれるような仕事もAIに取って代わられることになります。とりわけ蓄積された知識をもとにした高度な判断を行う仕事、医者・弁護士・裁判官・経営者など従来頭がいいと言われる人が担ってきた仕事こそがAIに取って代わられる可能性が高いのが問題です。もちろん、逆にAIが発展したからこそ生まれる新たな仕事というのもあるでしょう。実際、過去の三度の産業革命では、人間の仕事が蒸気機関や機械・コンピューターに奪われ大失業時代が訪れるという心配は見事に杞憂に終わりました。しかし従来は人間と蒸気機関・機械・コンピューターの間の上下関係・主導権を考えた時、明らかに人間が上・人間が主導権を持っていました。しかしシンギュラリティの世界においては、知能面で上にいるAIが主導権を持つことになるかもしれません。AIが経営する会社で人間が働く、AIが上司で人間が部下というような関係になるでしょう。その時、人間の尊厳とかプライドの問題も出てくる可能性があります。社会の仕組みそのものが大きく変わるため、そういう変革に抵抗する勢力も出てくるでしょう。シンギュラリティを進めようとするAIとそれに対抗する人類という、AI対人類というSFチックな構図が生まれるかもしれません。ここで言ったようなAIが人類を超える世界はまだ当分先だとは思いますが、その時になって振り返った時は2016年がターニングポイントだったと言われるかもしれませんね。

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2016年12月21日水曜日

米国の大学院生が偶然発見 スマホのバッテリー寿命が400年に? - ライブドアニュース

米国の大学院生が偶然発見 スマホのバッテリー寿命が400年に? - ライブドアニュース:

 今回の元記事は、アメリカの大学院生が偶然にスマホのバッテリーを400年にも伸ばすことができる可能性を発見したというニュース記事です。その大発見を成し遂げたのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の博士課程で学ぶMya Le Thai氏です。スマホやノートパソコンに使われている充電式バッテリーを、なんと400年ももたせる可能性を偶然発見したのです。

 研究チームは、ナノワイヤーを使った電池の開発と実験を行なっていたそうですが、充電池の寿命と呼ばれているのは、何度も繰り返し充電・放電することでナノワイヤーが劣化によって切れてしまい充電できなくなるという問題です。Thai氏は、金のナノワイヤーを二酸化マンガンでコーティングした後、手順のミスからプレキシグラスのようなアクリル樹脂のゲル電解質で覆ってしまったのです。それは、手についていたゲルがナノワイヤーに付着してしまったというものだそうです。

 この"誤って"ゲルが付着したなのワイヤーは、3万サイクルもの充放電サイクルに耐えたそうです(1サイクルは完全充電された状態から完全放電し、また完全充電するまで)。現在のスマホバッテリーの寿命は300〜500サイクルと言われていますので、一気に60倍とか100倍という高寿命化が達成され、理論上は400年も持つバッテリーが実現する可能性があります。

 偶然による大発見というのは過去にもいろいろあって、有名なところでは世界初の抗生物質「ペニシリン」がありますよね。生物学者のフレミング氏が、ブドウ球菌を研究している時、うっかりしまい忘れた試験皿の一つで菌が繁殖してしまったという話です。つまりその繁殖した菌によって、ブドウ球菌が成長できないことに気づいたということでした。あとは現在も台所で大活躍の「電子レンジ」。パーシー・レバロン・スペンサー氏がマイクロ波を作るマグネトロンの製造をしていた時、偶然ポケットにの中にあったチョコレートが溶けていることに気づいたというものです。他にも、自分もよく使う文房具「ポストイット」。化学メーカーの研究者スペンサー・シルバー氏が強力な接着剤を開発中に、何につけても簡単に剥がれる弱い接着剤ができてしまったというもの。

 それまでの技術の延長線上というより、何らかのジャンプアップが必要な「コロンブスの卵」的な発見・発明というのは、偶然が関与していることが多いですね。また、そうでなければ、人間がなのワイヤーにゲルをつけるなんてことはなかなか思いつくことではありません。「偶然」に発見したとは言っても、そういう「偶然」は文字通り寝食を忘れて研究に没頭した人だけにやってくる「幸運」かもしれませんね。

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2016年12月20日火曜日

IoTプラットフォームとは何か? | IoTニュース:IoT NEWS

IoTプラットフォームとは何か? | IoTニュース:IoT NEWS:

 最近流行の「IoT」。自分もその業界の隅っこにいるのですが、そもそも「IoT」って何だっけ、とかここのところアツいと言われる「IoTプラットフォーム」って何だっけ、なんて今さら聞きづらいようなことも含めて、今回は「そもそも」をまとめてみます。

 まず、IoTが「Internet of Things」の略だとか、これまでインターネットと言えばパソコンやスマホ・タブレットなど人が使う「端末」がつながっているイメージだったものが、エアコンとかテレビとか温度センサーとかありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるという考え方だというのはいいでしょうか。IoTでインターネットに繋がる「モノ」は、漢字で「物」とか平仮名で「もの」でなく、なぜか「モノ」というようにカタカナで表すのがお約束になっています。そして、インターネットに直接繋がらなくても、ゲートウェイと言われるインターネット接続を代行してくれる装置を経由して繋がる場合も、Bluetoothのように無線でスマホなどに直接繋がりインターネットには繋がらない場合も、広い意味で「IoT」の「モノ」と取り扱われます。インターネットでなくても、ローカルのネットワークで連携するだけでも「IoT」と呼んでよいとは、なかなか懐が深いですね。

 そして「モノ」がネットワークに繋がるだけでは面白くありません。インターネットに繋がるとこんなことやあんなことができる、というバラ色のストーリーが必要です。実はIoTは「モノ」の方ばかり注目が集まっていますが、モノから始まってインターネットをぐるっと回ってまたモノに戻るという、下の図のサイクルを回して初めてバラ色のストーリーが描けるのです。

 例えばあなたの部屋の窓の外に風力センサー「モノ」を置いて、それがインターネットにつながったとしましょう。センサーからは、例えば5分ごとくらいにあなたの部屋の窓の外の風の強さ・風向きデータがクラウドサーバーに送信されます。クラウドには、あなたの部屋だけでなく日本各地・世界各地の膨大な場所の風の強さ・風向きデータが集まります。これは「ビッグデータ」と呼ばれ、1つ1つのデータは大したものではありませんが、とんでもない数を集め、天気予報や場所を表す地理データ・付近のスーパーマーケットの売上などありとあらゆるデータと組み合わされて解析されます。この解析を担うのが、やはり最近のトピックの1つであるAI(人工知能)です。そして、AIは一見なんの関係性もないような風の情報と商店街の売上の相関関係を見抜いて、「風が吹けば桶屋が儲かる」というエッセンス("ナレッジ"なんて呼んだりします)を抽出するのです。ビッグデータから抽出されたナレッジに基づいて、システムはアクションを起こします。例えば、全国展開している桶屋さんの注文管理システムと自動的に連携して、風の弱い場所にある店舗から風の強い場所に近い店舗に桶の在庫を移す算段をします。そうして販売機会を逃さないようにすることで、売上アップを狙います。

 例題を無理やり「風が吹けば桶屋が儲かる」に合わせたために、ストーリーにはやや無理がありますが、それでもつまりはそういうことなのです。人間のデータアナリストがデータを分析するには、ビッグデータはあまりに多くのデータがありすぎますし、桶谷の例のような一見なんの関連もないように見えるものに実は大きな相関があるということを見抜くのはやはりAIを中心としたコンピューター出なければ不可能です。起こすアクションは、例題では情報システム系の話にしましたが、アクチュエーターに出力して例えば窓を閉めるとかエアコンの設定を変えるとか、そういう具体的にモノを動かす「制御」が絡むケースも多くあります。

 そして、クラウド側のサーバー群のプログラムを「IoTプラットフォーム」と呼びます。基本的にはモノ(エッジデバイス)からデータを収集するためのネットワーク・データベース、そして収集されたビッグデータを解析するためのAI(人工知能)、その結果得られたネレッジに基づいてアクションを起こす、つまりは上の絵のぐるっと一回りする矢印は、モノが違ってもだいたい同じようなことをしますので、その同じような機能を提供するのがIoTプラットフォームというわけです。

 今回は、この山ちゃんウェブログでも何度となく取り上げている「IoT」の「そもそも」をまとめてみました。「IoTプラットフォーム」には、ネットワークのことだけを指している場合やクラウドサーバーのことを指しているだけの場合もありますが、基本的には上記の絵の「ぐるっと一回り」をするための仕組みがプラットフォームと呼ばれる所以です。今年はIoTやAIがぐっと身近になった年でした。来年はもっと面白いエッジデバイスやIoTプラットフォームが出てくるんじゃないかと楽しみな反面、ソフトウェア的な対応を迫られる自分としてはヒヤヒヤものでもあります。

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2016年12月18日日曜日

「上の子下の子の“格差”」を生む親の口の聞き方 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

「上の子下の子の“格差”」を生む親の口の聞き方 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online:

 今回の元記事は、国立大学教育学部付属小学校の松尾英明教諭による、子供の教育にとって何より大切なのは「自尊感情」をしっかり育むことだという話題です。その中で特に難しいのが、人との比較による「相対評価」では自尊感情を下げてしまう可能性があるので、できるだけ「絶対評価」で自尊感情を育んでいきましょうということです。松尾氏ご自身が「言うは易く行うは難し」と言われている理想論かもしれませんが、理想のないところに道はありません。自分にも小学1年生と保育園生の2人の子供がいて、二人を比較してしまうことがあるので、自戒の念を込めてここでも取り上げさせていただきました。

 子供は親の思う通りには成長しません。これは大昔からの親子関係の1つの真理だと思いますが、例えばきょうだいを同じように育ててきたつもりでも、全く違った性格に育ったり、上の子はスンナリだったのに下の子はなんてボヤキが出たりすることがあります。これは親が「同じ育て方」をしているつもりでも、子供の成長に本当に大きく影響を与えるのは「集団における自分の位置付けへの自覚」であるために、実は全く同じ育て方になんてなっていなかったということなのです。

 対象の集団が学校であれば、クラスの中で自分はどんな位置付けにいるか、例えば普通レベルの学校でもクラストップの成績なら自信を持った子になるかもしれませんが、同じ子が進学校の高いレベルに入ってクラスの下の方になってしまうとその自身が失われるかもしれません。「集団における位置付け」ということは、あくまでも「相対評価」なのです。相対評価の最たるものが、自分たちが子供の頃に一世を風靡した「偏差値」です。偏差値教育はダメな教育の典型として槍玉に上がることが多い言葉ですが、親がきょうだいを比較評価して子供の自尊感情を上げたり下げたりしていれば、それは子供に与える影響は同じです。

 その後に流行った「競争をさせない」教育というのは、偏差値教育への反動、そして「集団の中での位置付けへの自覚」が子供の自尊感情に与える影響を重視し、かけっこでも順位を付けずに一緒の手をつないでゴールするということが行われました。今年惜しまれつつ解散するSMAPの「世界に一つだけの花」じゃありませんが、オンリーワンの個性を重視して、ナンバーワンを目指した相対比較はしないという考え方も同じ方向性です。しかし一方で、実社会は競争であふれています。競争を排除した教育を受けた子供たちが、一歩社会に出るとそこは競争であふれている。競争の荒波に揉まれずにいきなり実社会の厳しい競争の波にさらされると、どうしても"折れて"しまう子が出てきてしまいます。「競争をさせない」教育はある意味理想形ですが、実社会が理想郷ではないがためにそことのギャップが大きくなってしまいました。

 偏差値教育など「競争させる教育」は、相対評価が故にシーソーよろしく自尊感情が上がる子がいれば下がる子もいて、自尊感情の形成には必ずしも良くなかったと言えるでしょう。一方で「競争させない教育」は、実社会が競争であふれているがために、そことのギャップによって社会に出てからのたくましさに欠けてしまうことになりました。では、一体どうすれば良いのでしょう。教育では競争させていいのかダメなのか。これに対する答えを断定的には言えないと思いますが、やはり両極端は良くなかったというこれまでの経緯がありますので、間を行きましょうというのが答えになるんだと自分は思います。「競争があることは認めた上で、すべての子供を比較なしに認めていく」ということです。これこそ松尾氏の言われている「言うは易く行うは難し」ですが、先生方も親もこれを理想形として意識しながら子供と接することが大切だと思います。

 しかし「比較なしに認めていく」とは具体的にはどうするといいのでしょう。それは比較にもとづかない健全な自己イメージを植え付けていくということで、具体策は当たり前と言えば当たり前ですが日常の「声かけ」なのです。例えば子供がまだ幼稚園や保育園の頃、描いた絵を見せにきたら「○○を描いたんだね」「楽しいね」「上手だね」と肯定イメージの声かけをしたはずです。それは評価というよりも「事実認識」なのです。絵の出来栄えがいいか悪いかを考えた上での「上手」ではなく、子供が描いた絵は無条件に「上手」なのです。事実認識こそが「絶対評価」なのです。幼稚園や保育園の頃にはできていたこの「絶対評価」が、子供が小学校・中学校と大きくなるにつれ、親の方がだんだんできなくなってしまうのです。

 絶対評価とは、子供のしたこと・作ったもの・できたこと・できなかったことも含めて、1つずつ認めていくことです。受け止めることです。家庭内では比べられないと認識できた子供の心は、安心し安定するのです。きょうだいを育てていると、ついついお兄ちゃんはできたのにとか、お姉ちゃんはお利口さんだったとか、相対評価の言葉を出してしまいがちです。そんな時、子供がまだ幼稚園や保育園の頃を思い出して、認めてあげる・受け止めてあげるようにしたいものです。

2016年12月17日土曜日

日本の「お客様は神様です」精神が、ビジネス的に非効率という現実 - まぐまぐニュース!

日本の「お客様は神様です」精神が、ビジネス的に非効率という現実 - まぐまぐニュース!:

 今回の元記事は、高橋克明氏による日本とアメリカの「接客」に対する考え方の違いに関する記事です。氏のメルマガ「NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から」からの抜粋です。日本の「お客様は神様です」精神は海外では通用しませんよといったありがちな内容ではありますが、この考え方の特殊さはどこから来るのだろうかと考えると深そうに思ったので、ここで取り上げさせていただきました。

 ストーリーは、高橋氏が有名ホテルの副支配人だった日本人のご友人の話として展開され、ご友人の「日本の接客は本当の意味での接客ではない」という言葉が印象的です。日米の接客を比較しての言葉なので、ならばアメリカの接客は「本当の意味での接客(サービス)」だということになりますが、アメリカのサービスが本物である根拠は、アメリカ人に「宗教」と「法律」がしっかりと根付いていることが日本との違いだと言うのです。

 まず「宗教」に関して、幼少期から教会に通う習慣があるアメリカでは「自由」と「平等」の精神が染み付いています。自由とは、生きていく上で精神的苦痛を伴わないという自由。平等とは、人種・国籍・立場が違っても人権を損害されないという平等です。日本でも自由と平等は大切だと言われてはいますが、アメリカのように人間としての根幹部分に「染み付いている」かどうかと言われると圧倒的に上辺だけじゃないかと思います。自由と平等が染み付いているために、アメリカではサービスをする側と受ける側の間に日本のような上下関係はなく、対等な関係が見られるのでしょう。

 次に「法律」について。アメリカでは、人種・宗教など少しでも差別的な意味があるワードを使っ他だけで裁判沙汰になってしまうリスクがあります。行き過ぎたポリティカルコレクトネスは苦行でしかなくなっているという話題を取り上げたこともありますが、つまりは少しでも差別的な匂いがあるワードはアウトになってしまうアメリカでは、一流ホテルの接客担当者は弁護士よりも法律に詳しくなってしまうほどなのです。

 つまりは日本とアメリカでは、接客(サービス)を支えているものが違うということが両者の質の違い(いいとか悪いというより方向の違い)になって現れていると考えると理解しやすい気がします。アメリカのサービスが「宗教と法律」に支えられているのに対して、日本の接客は「マニュアル」に支えられていると言われます。マニュアルによって事前に準備した問題に対する答えは丸暗記しているから担当者による違いがなく均一な答え出せるものの、お客さんからマニュアルにない問題が来た場合は答えられない、というわけです。一方でアメリカの「宗教と法律」は考え方や判断の根拠ですので、お客さんからどんな問題が来てもその根拠にもとづいて答えを出せる強みがある一方で、担当者によって答えの質や方向性は均一ではありません。

 今回の元記事の中ではもう一つ、最後に高橋氏が漏らした「年配の男性の、サービス業の方々に対してのあのエラそうな態度には辟易させられる」という言葉に、ピンと感じてしまいました。つまり、自分のアイデンティティを支える芯が一本通っているのがアメリカで、その芯がないのが日本なんじゃないだろうかという疑問です。例えば「お客様は神様です」という精神は、本来は接客を「する側」のスローガンですが、サービスを受ける側がこの言葉を真に受けてしまって偉そうな態度をとる。サービスを受ける側としてお店の人に偉そうにしていた人が、自分の仕事としてお客さんに接するときはペコペコと必要以上にへりくだる。相手と自分との相対的な関係性によって態度を豹変させるのが日本的接客の根本にあって、それはアイデンティティを支える芯がないからではないのかと。アメリカでは「宗教と法律」つまりは自由と平等がアイデンティティを支える芯になっているので、相手と自分との相対的な関係性には根拠を求めません。あえて言うなら絶対的な関係性が根拠なんだとでも言いましょうか。したがって、自分がサービスをする側であっても受ける側であっても態度がほとんど変わらないのです。

 そう考えると、日本語には尊敬語とか謙譲語とか相手と自分の上下関係を常にはっきりさせるという特徴があります。歴史的にも上限関係を重んじる文化を育んできたので、近代化の過程で西洋文化の「平等」なんて概念を取り入れても、それは表面上のことだけにとどまっているんだと思います。日本人のスピリットの奥底には常に上限関係があって、へりくだる・エラそうにするという態度や、尊敬語・謙譲語などの言葉にまでそれが染み付いている。だからこそ、日本の接客はその上限関係を普通以上にくっきりと目立たせることが「良い」接客とみなされる。接客を受ける側は、自分が上だということをはっきり認識できることで、満足感を得られるというわけなのでしょう。

 上下関係を重んじる「お客様は神様です」精神が、平等が重要視されるワールドワイドで通用しづらい極めて日本的な考えだということは確かかもしれません。しかし、接客に見るこの日本流「おもてなし」は、ワールドワイドの「サービス」とは別物と考えたほうがいいかもしれません。これも日本文化の一つとして大切にしていく方向もアリではないかと思うのです。

2016年12月16日金曜日

日本は、ついに「1人あたり」で韓国に抜かれる | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

日本は、ついに「1人あたり」で韓国に抜かれる | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準:

 今回の元記事は、David Atkinson氏による「1人あたり」という目線で見た時の生産性が間も無く韓国を下回るという内容です。Atkinson氏は1週間前にも「『1人あたり』は最低な日本経済の悲しい現実」というレポート記事を同じ東洋経済に掲載しておられ、刺激的なタイトルとは裏腹に、だから日本はダメなんだという悲観論というよりまだまだ伸びしろがあるということだと前向きに捉えられています。2回の記事は氏の「新・所得倍増論」という本の出版を宣伝するものではありますが、日本への大きな応援メッセージになっています。

 世界で日本が何位に位置するかという順位がよく発表されますが、基本的には耳に優しい上位の数字が並ぶ情報のみが自分たちには入ってきます。しかし、Atkinsonの言われる「1人あたり」という視点でその順位を見直した時、残念なことにかなり順位を下げてしまう項目がたくさんあります。例えば、
 ・GDP世界第3位→ 1人あたりGDPは先進国最下位(世界第27位)
 ・輸出額世界第4位→ 1人あたり輸出額は世界第44位
 ・製造業生産額世界第2位→ 1人あたり製造業生産額はG7平均以下
 ・研究開発費世界第3位→ 1人あたり研究開発費は世界第10位
 ・ノーベル賞受賞者数世界第7位→ 1人あたりノーベル賞受賞者数は世界第39位
 ・夏季五輪メダル獲得数世界第11位→ 1人あたりメダル獲得数は世界第50位
など枚挙にいとまがありません。特に気になるのはGDPですが、日本は高齢者が多いから1人あたりにすると生産性が下がるだけで実態は最下位ではないのではないかと反論したくなりますが、日本は「少子高齢化」ですから子供が少ないことでその効果は相殺されます。さらに日本は失業率が低いことも合わせると、本当の実態として日本は1人あたりのGDPは先進国最下位だということをしっかり認識しないといけないでしょう。

 1人あたりの生産性が低くてもトータルのGDPでは世界3位なんだからいいじゃないかという意見があります。しかし「GDP=人口×生産性」であって、しかも人口は今後ほぼ確実に減ってきます。そうすれば生産性を高くしなければ、現状のトータルGDP世界3位からもすぐに転げ落ちることになるのです。いや、トータルGDPが下がったとしてもそれでもいいじゃないか、人口が減るんだから慎ましくしていけばいいという意見もあります。しかし、それも違うのです。その理由は「長寿と福祉」。昔に比べて寿命は延び今後も伸びていく方向と予想されますが、お年寄りを支える年金も介護も医療も維持できなくなってしまうからです。

 Atkinson氏は日本人が本当の意味で「生産性」にこだわらないことが「1人あたり」のスコアを悪くしている原因で、そのことを指して「昭和の思考」と呼ばれています。それは、「職人魂」「細部までこだわれ」「誠意を尽くせばカネは後から付いてくる」という日本の「美徳」とされがちな考え方。この古き良き昭和の思考は、人口が爆発的に伸びた戦後の時代では成り立ちました。人口激増という大前提が崩れもはや減少に向かいつつある現代日本では、その「美徳」は改めなければなりません。見えないところにまでこだわる「自己満足」・カネは後でついてくるという「甘え」・低い生産性でも長時間労働でカバーするという「根性論」はもはや通用しないのです。

2016年12月15日木曜日

「忙しすぎる」が口癖のあなたが知るべき12のこと | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

「忙しすぎる」が口癖のあなたが知るべき12のこと | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン):

 今回の元記事は、Ann Latham氏による記事を木内涼子氏が編集したもので、自分も含めて仕事が忙しい忙しいと言っている人や、ブラック企業と呼ばれるような企業で残業残業を重ねている人に対して、ちょっと我に返るために教訓を込めて取り上げさせて頂きました。「忙しい」という言葉を発する前に、そして残業残業で自分を見失ってしまいそうな時、次に示す氏の12か条を思い出すといいでしょう。(語呂がいいように、意味を変えない程度の改変をしています)

(1)1日は24時間しかない。
(2)あなたのTODOリストの大半は、実現されない。自分をからかうのはやめよう。
(3)周りの人たちは、あなたの「忙しい」というぼやきにうんざりしている。
(4)あなたの生産性が明日、突然5倍に高まることなどあり得ない。
(5)「忙しい」という言葉で自分を被害者だと思っていないか。
(6)「忙しい」という言葉は優先順位をつける能力に欠けていると言っているだけだ。
(7)ストレスは憂鬱にさせたり、病気にさせたりする。
(8)絶望的なTODOリストの見直し時間で時間を無駄にしている。
(9)そのTODOリストの大半は、実現しても人生や仕事を大きく変えない。
(10)邪魔はいつでも入るものだ。
(11)自分の人生をコントロールできるのは自分だけだ。
(12)避けられない事態として犠牲者になることを受け入れるなら、他の人を不愉快にさせたりうんざりさせたりしている。

 つまり、本当にそれは自分がやるべきことかをよく考え、優先順位をしっかりつけて対応する必要があるということですね。そして、ある一定以上優先度の低いタスクは思い切って「やらない」という選択をするのもアリでしょう。

 12か条の(2)(4)のように、TODOリストが伸びるスピードと自分の生産性を秤にかけた時、ほとんどの人はリストの伸びるスピードが早いと思います。つまり、栓を抜いたお風呂に水を入れる時に、流れ出る量よりもはるかに多くの量が入ってくるのであれば、いずれそのお風呂は溢れてしまうことになるわけです。TODOリストに入れる前に、その仕事は本当に自分がやる必要があるのか、他の誰かに振ることはできないのか、それをやらなくても大して困らないのではないか、をよく考える必要がありますね。そして、それでもなおTODOリストが伸びるスピードが衰えないなら、マネージャーによる仕事量の調整が必要ということになります。残念ながら日本のマネージャーの中には、根性論でなんとかしろと言うスタンスの人もたまにいますので、そこでうまく折り合えない場合は転職のタイミングかもしれないと言うことになるでしょう。

 最後にこの12か条を覚えられない人のために、一言でそのエッセンスを言うならば「人生は短い」。つまりは、そういうことでしょう。

Terminally Ill 5-Year-Old Boy Dies in Santa's Arms - NBC News

Terminally Ill 5-Year-Old Boy Dies in Santa's Arms - NBC News:

 今回の元記事は英語版ですが、末期症状の5歳の男の子がサンタクロースの腕に抱かれて息を引き取ったという、Daniella Silva氏によるレポート記事です。男の子は、自分の死よりもクリスマスを逃してしまうことを残念がっていたのだそうです。サンタクロースの腕に抱かれて眠るのは夢だったのかも知れません。最期にその夢を叶えて旅立って行ったのだと思いたいですね。

 サンタクロース役を演じたのは、Schmitt-Matze氏。氏は立派な白ひげをたずさえた老紳士で、サンタクロースにはぴったりです。 病室に着いたMatze氏は男の子の母親から男の子がいつも欲しがっていたプレゼントを受け取り、病室に入って男の子に手渡しました。そして男の子を抱擁した時の様子と言葉を、氏は "He just looked at me and said, Santa, can you help me?" と述べています。末期症状で間も無く死を迎える男の子の純粋な子の言葉に涙が溢れそうになります。そして、男の子はそのまま息を引き取ったのだそうです。

 自分の長男は7歳ですが、この話は頭の中ではどうしても長男の顔で再生されてしまいます。死を受け入れるというよりも、まだ死がどういうものか理解できないのだとは思いますが、待ちに待ったサンタの腕に抱かれて満足して安らかに眠りについたと思いたい。人間と病気の戦いの歴史は長いですが、十分に人生を生き抜いて眠りにつくのと違つて、小さい子供が亡くなるのは病気にしろ事故にしろいたたまれない気持ちになってしまいます。特に自分が子供を持ってから、そういうニュースに心が痛いと感じることが増えた気がします。


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2016年12月14日水曜日

GEインタビュー、根幹を支えるプラットフォームPredixの核心にせまる(1/2) | IoTニュース:IoT NEWS

GEインタビュー、根幹を支えるプラットフォームPredixの核心にせまる(1/2) | IoTニュース:IoT NEWS:

 今回の元記事は、IoTの巨人・GEのプラットフォームPredixの革新というタイトルです。ただ技術的な革新と思って読んでみるとそうではなく、もっとビジネス的な世界のことを言っていて、GEデジタル インダストリアル インターネット推進本部長の新野昭夫氏へのインタビューです。

 業界以外の方にとっては、GEといえばあのトーマスエジソンにルーツを持つ、産業分野の巨大企業ですが、いわゆるITとかソフトウェアのような分野とは縁遠いように思うかもしれません。しかし、最近のキーワードの一つIoT(Internet of Things)は、それまでネットに繋がっていなかったモノがたくさんネットに繋がって膨大なデータを収集できるようになる、そのビッグデータを分析してリアル世界へフィードバックすることで我々の生活を便利にしてくれるというストーリーで語られます。対象は家電製品や車など我々の身近な世界だけと思いきや、工場・産業分野でもきめ細かいデータを取得して生産性改善に取り組むことが行われていて、それを指して「産業IoT」なんて言ったりします。その第一人者が、巨大企業GEというわけです。GEはPredixと呼ばれる産業IoT向けプラットフォームを開発して、これを自社で利用するだけでなく他社への産業IoTソリューション提供のための武器にしようというわけです。

 そういうわけで、自分も業界の隅っこながら産業系IoT分野のソフトウェア開発を行なっている関係から、GEのPredixがどういう技術で構成されているのかというのは、とても興味がありました。以前にこの山ちゃんウェブログで取り上げた時は、GEデジタルでPredixの開発の指揮をとるハレル・コデッシュCTOへのインタビュー記事だったので、技術寄りの話でしたが、新野氏は技術というよりもPredixをもとにした改善の仕組みを構築する過程とか、データサイエンティストによるコンサル的な部分の話が中心でした。

 コンサル的と書きましたが、新野氏はGEデジタルの仕事の仕方を「コンサル」とは位置付けておられません。顧客が課題を自ら見つけそれを自ら解決するための「ファシリテーション」だと言われています。ファシリテーションとは、会議の場でメンバーの発言や参加を促したり話の流れを整理したり参加者の認識の一致を確認したりすることで、合意形成や相互理解をサポートする、いわば司会者的役割を担うということです。そしてシステム構築者でもあるGEデジタルがファシリテーターとして会議に参加することで、現場の声を直接吸い上げたシステムが構築できるという論法です。しかし、このストーリーは従来と比べて何が違うのでしょうか。それは「情報システム部門」が入っていないことです。従来は現場の声を情報システム部門が吸い上げ、情報システム部門からシステム構築をITベンダーに発注するという構造でした。そのため、途中に情報システム部門を挟んだ「伝言ゲーム」が行なわれ、かつ途中で予算上の問題や各種政治的問題のために、現場が本当に欲しかった機能とは細部で異なるシステムが出来上がっていたのです。その結果として、経営層はITにこれだけ投資したのだからさぞかし現場が効率向上したと思っても、実際の現場では使い物にならないシステムを運用でカバーするため、効率向上どころか効率低下するケースもあったというわけです。

 産業系IoTは情報システム部門受難の時代を招くかもしれません。IoTで取り扱われるデータは現場が誰よりもよく知っているデータですし、膨大な産業系IoTデータを取り扱う術は従来の情報システム部門や従来のITベンダーとは少し異なる企業が得意としています。つまり、現場は直接そういった産業系システムベンダーと直接やり取りをする方が意に叶ったシステムができることに気付き始めているかも知れないのです。そして産業系システムベンダーが直接現場の声を集約するGEとGEデジタルのようなIoTへの取り組み方は、一つの理想形として見られるのではないでしょうか。


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2016年12月13日火曜日

デジタル:LINEで「既読」をつけずにこっそりメッセージを確認する裏ワザ - 毎日新聞

デジタル:LINEで「既読」をつけずにこっそりメッセージを確認する裏ワザ - 毎日新聞:

 今回の元記事は、これってよく知られた方法じゃなかったのか、という記事です。自分は家族の連絡用くらいにしかLINEは使っていないのですが、「既読無視」なんて言葉が一般化するほど、多くの人がLINEを便利に使ったりLINEに振り回されたりしているようです。

 メッセージアプリ「LINE」ですが、送信したメッセージの横に「既読」と表示されているものは相手がそのメッセージを読んだことを示しています。ところが、この「既読」表示されるにも関わらず、相手から一向に返信メッセージが来ないことを指して「既読無視」と呼び、人の和を大切にする日本人特有の気質として、相手に「既読」表示されてしまうと一刻も早く返信メッセージを送らねばという強迫観念に囚われてしまいます。下手すると、「既読」表示される相手からの返信メッセージが来ないからといって、殺人事件にまで発展した例もありました。

 そこで今回の元記事ですが、相手に「既読」表示されないようにしてメッセージを読む方法です。この方法で読めば、本当はメッセージを読んだのに相手には「既読」表示されないので、返信メッセージを送らなくてもまだ読んでないからだよーと言い訳できるというわけです。ただこの方法、自分は今さらのような感じがするのですが、実はあまり知られていないのかなと思って、取り上げてみたものです。

 それは考えてみれば当たり前。「既読」表示されるのは、スマホなどの端末からLINEアプリがインターネット上のサーバーに対して「このメッセージは読んだよー」という通知をするから、相手方に「既読」表示されるのです。ならばそういう通知をさせないようにすればいい、というわけです。LINEメッセージが着信すると、通知設定にしているスマホの場合は、画面上に新着メッセージが通知されます。ここでのポイントは、通知を見ても決してLINEアプリを起動しないことです。iPhoneの場合だと、画面下からスワイプしてコントロールセンターを起動し、そこから「飛行機マーク」をタップすることで「機内モード」にします。この機内モードは、飛行機に乗っていて計器に影響があるから全ての通信を切ってくださいとアナウンスされた時、一時的にスマホの全ての通信を切り離すことです。

 そして全く通信できないようにしてから、おもむろにLINEアプリを起動します。そしてメッセージを確認したら、次のポイントです。iPhoneだとホームボタンを押しても、一見LINEは終了したかに見えますが、実際はバックグラウンドで起動しっぱなしなので、次に「機内モード」を終了して通信が再開された時にサーバー上にメッセージを読んだことを送信してしまいます。なので、ホームボタンを2度押しして起動中アプリの一覧を表示し、LINEアプリを上にスライドして完全に終了させます。そうすると、LINEアプリでメッセージが読まれたことを覚えていたメモリー上の情報が解放されるので、次にLINEアプリを起動しても、サーバーにそのメッセージを読んだことを通知できないのです。

 そして、最後にもう一度コントロールセンターから飛行機アイコンで「機内モード」を解除して通信できるようにしておけばオッケーです。通信プログラムを作ったことがあったりMacを普段から使っている人であれば、「既読」表示がどういう仕組みで実現されているかとか、ホームボタンでプロセスが終了しないことが理解できますが、ソフトウェアと無関係の分野の方やWindowsしか使ったことがない人であれば、意外に盲点かもしれませんね。


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2016年12月12日月曜日

『会議でスマートに見せる100の方法』働く時間があったら昼寝しろ!(1/6) - HONZ

『会議でスマートに見せる100の方法』働く時間があったら昼寝しろ!(1/6) - HONZ:

 今回の元記事は、サラ・クーパー氏の「会議でスマートに見せる100の方法」というビジネス書の紹介記事です。もちろん本の宣伝記事なのですから、興味を煽ってAmazonでポチッとしてもらうことを狙って書かれた記事なので、話半分なところはあるかもしれませんが、クーパー氏の完全に斜め目線での解説はなかなか面白そうでした。

 まず、会議というものに対する氏の極めて斜めな見方は次の通りです。それは、労働時間のじつに75%が会議に費やされ、そのうち6分の2は次の会議の計画に、6分の1は言われたことを聞き返すために使われ、さらに6分の3は本来はメールで済ませるべきだったことに使われる、というもの。全部足すと6分の6になるのですから、結局のところ会議というものは全て無駄だというのが氏の主張のようです。しかし、そんな会議の唯一の利点はあなたをスマートに見せるチャンスだということです。スマートに見せれば見せるほどたくさんの会議に呼ばれるようになり、ますますスマートに見せる機会が増えて出世コースを歩むことができるというのですから、この本の100の裏技は出世に直結というわけです。もちろん本の宣伝なので話半分にしないといけませんが、なかなか皮肉の効いた裏技の数々は思わずクスッとしてしまう「会議あるある」ではないかと思います。元記事にいくつかが紹介されていたので、ここに取り上げてみたいと思います。1つ1つの裏技はキーワードとなるセリフと共に覚えておくと便利ですので、この山ちゃんウェブログでは「魔法の言葉」と呼んでおきましょう。

 まず1つ目の魔法の言葉は「ごめん、1つ前のスライドに戻って」。誰かのプレゼンの最中にこの魔法の言葉を唱えると、たちまちあなたに会議の主導権があるかのように錯覚させることができます。そしてスライドを数秒見つめ、何事もなかったかのように「よし、進んで」と言えばいいというわけです。ボンヤリしてプレゼンの内容を聞いていなくても、聞いても理解できない内容だったとしても、会議に積極的に参加しているかのように見せる素晴らしい魔法の言葉です。

 次の魔法の言葉は「あと少しだけ待ってて」という言葉です。これは言葉だけでなく、少し早めに会議室に入ることと組み合わせて使わなければなりません。そしてPCを開いてメールのチェックを始め、メンバーが入ってこようとしたら部屋の外で待つように言えば、相手があなたを打ちのめすどんな隠し玉を持っていても、あなたの優勢から会議をスタートできるのです。

 次は長めの言葉ですが「ちょっとストップ。みんなこれは重要だからちゃんと聞くように。じゃぁ続けて」というもの。誰かが口火を切り始めた時にわざと遮って、この魔法の言葉を唱えます。するとたちまち、あなたがその場を取り仕切る支配者として振る舞えるのです。

 最後の魔法の言葉は「いい質問ですね」。この言葉はあなたがプレゼンターの場合で、痛いところを突かれたケースで最大の防御効果を発揮します。しかもこの魔法に続けて「それについては後ほど答えます」とか「このまま聞いていれば後ほど出てきます」と唱え、実際には質問に答えないという戦術が取れるのです。質問に対して決してうろたえたりあたふたしてはいけません。この言葉を唱えてあなたが質問に寛大であることをアピールし、同時にそんな質問はとっくの昔から織り込み済みとアピールするのです。そして、この魔法の言葉を唱えた後は、すぐにプレゼンを終わらずにだらだらと説明を続けなければなりません。なぜって、もちろん「後で答える」と言ったことを出席者が忘れ去ってもらわないといけませんからね。

 いかがでしたでしょうか。会社における「会議あるある」というような感じですが、自分の会社を見てみると、実際にもこんなことも行われていることを実感します。自分の場合、最初からソフトウェア開発の部門にいたわけではなく、いわゆる事業部と呼ばれるような部門にいたのですが、その時こういうテクニックを使ってくる人が確かにいたと思います。社内政治とか交渉術の一環として、技の存在だけでも知っておくと便利かもしれませんね。


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[Java] セッション上の情報を後付けで圧縮する方法

 今回は久しぶりに元記事なしで、しばらくサボっていたプログラムそのものに関する話題を。Java関係ではこれまで、Jacksonを使用してオブジェクトをJSON形式の文字列に変換する方法Snappyを使用してオブジェクトを圧縮する方法について書いてきました。そこで今回はこの2つのトピックを組み合わせ、サーバーサイドをJavaで書いている時によく遭遇する、セッション上で管理するオブジェクトを圧縮することでリソースの節約ができないかというトピックです。前提として、すでにセッション上で管理する情報はJSON文字列にしているとしましょう。

 そこで今回の作戦は、まずは本物のセッションを圧縮・伸張の機能を持つ独自クラスManagedSessionにラップしてみましょう。ちょうどデザインパターンのAdapterパターンに相当して、ほとんどのメソッドは本物のセッションに処理を委譲しセッション上にデータを保存・取得する際に圧縮・伸張処理を噛ませる感じです。

import java.io.IOException;
import java.util.Enumeration;
import javax.servlet.ServletContext;
import javax.servlet.http.HttpSession;
import javax.servlet.http.HttpSessionContext;

public class ManagedSession implements HttpSession {
   // オブジェクト圧縮の記事で作った圧縮クラスのインスタンス
   private static ObjectCompressor compressor = new ObjectCompressor();
   private final HttpSession httpSession;

   public ManagedSession(HttpSession httpSession) {
      HttpSession tempSession = httpSession;
      if(httpSession instanceof ManagedSession)
         tempSession = ((ManagedSession) httpSession).httpSession;
      this.httpSession = tempSession;
   }
   // セッション上に保存・取得する時に圧縮・伸張を行う
   @Override
   public Object getAttribute(String paramString) {
      Object attribute = httpSession.getAttribute(paramString);
      if (attribute != null && attribute.getClass() == byte[].class) {
         try {
            return compressor.<String> decompress((byte[]) attribute, String.class);
         } catch (ClassNotFoundException | IOException e) {
         }
      }
      return attribute;
   }
   @Override
   public void setAttribute(String paramString, Object paramObject) {
      if (paramObject.getClass() == String.class)
      try {
         httpSession.setAttribute(paramString,
               compressor.compress(paramObject));
         return;
      } catch (IOException e) {
      }
      httpSession.setAttribute(paramString, paramObject);
   }
   // その他のメソッドはhttpSessionの同名メソッドへ委譲
   @Override
   public long getCreationTime() {
      return httpSession.getCreationTime();
   }
   @Override
   public String getId() {
      return httpSession.getId();
   }
   ..........
}

 次にHTTPリクエストについても、同じようにラッパークラスを作って見ましょう。やはりAdapterパターンで、ラッパーの目的はセッションを上記で作ったManagedSessionにすげ替えることです。処理は割と簡単で、getSessionメソッドで上記のManagedSessionに包んで返すというようにします。

import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.http.HttpServletRequestWrapper;
import javax.servlet.http.HttpSession;

public class ManagedSessionWrappedRequest extends HttpServletRequestWrapper {
   public ManagedSessionWrappedRequest(HttpServletRequest request) {
      super(request);
   }
   @Override
   public HttpSession getSession(boolean create){
      HttpSession actualSession = super.getSession(create);
      return actualSession != null ? new ManagedSession(actualSession) : null;
   }
}

 そして最後に、Javaでサーバーサイドを書く場合はリクエストを受信するのはサーブレットですが、サーブレットが受信する前に処理を挟み込むことができる仕組みがあります。それがフィルターと呼ばれるもので、フィルターとサーブレットが組み合わさってデザインパターンでいうところのChain of Responsibilityになっています。ちょうどバケツリレーのように、順番に1つ目のフィルターが処理した後次のフィルターを呼び出し、2つ目の次は3番目、...そして最後にサーブレットが呼び出されます。それを行なっているのがarg2.doFilter()で、これで次のフィルターに処理を引き継ぎます。そして、このクラスでは次のフィルターに引き継ぐ前に、受信したリクエストを先ほど作ったManagedSessionWrappedRequestにすげ換えているのです。

import java.io.IOException;
import javax.servlet.Filter;
import javax.servlet.FilterChain;
import javax.servlet.ServletException;
import javax.servlet.ServletRequest;
import javax.servlet.ServletResponse;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;

public class SessionManagementFilter implements Filter {
   @Override
   public void doFilter(ServletRequest arg0, ServletResponse arg1, 
            FilterChain arg2) throws IOException, ServletException {
      ManagedSessionWrappedRequest wrappedRequest 
         = new ManagedSessionWrappedRequest((HttpServletRequest) arg0);
      arg2.doFilter(wrappedRequest, arg1);
   }
}

 そして最後に、このフィルターをサーブレットコンテナに登録して、サーブレット呼出し前のフィルターに追加します。Tomcatの場合は下記のようなfilterタグをweb.xmlに追加します。

  <filter>
    <description>sessionFilter</description>
    <display-name>sessionFilter</display-name>
    <filter-name>sessionFilter</filter-name>
    <filter-class>SessionManagementFilter (本当はフルパッケージ名)</filter-class>
  </filter>
  <filter-mapping>
    <filter-name>sessionFilter</filter-name>
    <url-pattern>*</url-pattern>
  </filter-mapping>

 こうすることで、受信したリクエストはサーブレットのところに届いた時にはすでにManagedSessionWrappedRequestにすげ替わっていますし、サーブレットの処理でセッションを取得すれば、それはManagedSessionにすげ変わっています。そうとは知らないサーブレットがセッション上にJSON文字列を保存したりセッション上からJSON文字列を取得する時には、ManagedSessionが密かに圧縮・伸張を行なっているというわけです。この方法の何が優れているかというと、セッション上のデータの圧縮・伸張なんて処理は全て「後付け」で行える点です。今現在は圧縮・伸張を意識していないプログラムであっても、上記のクラス・フィルターを追加すれば圧縮・伸張機能を追加できるということです。

 よくあることなのですが、Webサービスのサービスイン当時はユーザー数も少ないのでセッション上のデータ量も少なかったのに、時間が経つにつれてユーザー数が増えてセッション上がいっぱいになってきてしまいます。特に、ロードバランサーでWebサーバーをスケールアウトしている場合、全Webサーバーでセッション上の情報を共有する「クラスタリング」の構成を取っていると、いくらサーバー台数を増やしてもセッション上で管理できる容量は増えません。そんな時になってから慌てても後の祭り...というのがよくあるソフト開発あるあるなのですが、ここはひとつ今回ご紹介した方法で救われるというわけで、実際の現場ではとても重宝するテクニックです。今回はもともとセッション上の情報はJSON形式の文字列になっている前提でしたが、任意のオブジェクトのケースでもManagedSessionで圧縮・伸張すれば同様のことが行なえます。


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2016年12月11日日曜日

なぜか「残業愛」が強すぎる人たち ~そんなに残業やりたければ「フリーランス」になればいい!(横山信弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

なぜか「残業愛」が強すぎる人たち ~そんなに残業やりたければ「フリーランス」になればいい!(横山信弘) - 個人 - Yahoo!ニュース:

 今回の元記事は、横山信弘氏による、残業が好きで好きでたまらないという人はいるもんだというお話です。自分の会社にも、残業するのが当たり前という雰囲気が漂っています。自分の場合は、遅くとも7時や8時には会社を出るようにしていますが、普通に9時10時まで仕事をする、それも嬉々として残業している人というのはいるものです。

 残業したいわけではないんです、残業しないと仕事が終わらないので仕方なくやってるんです。たいていの人はそう言います。しかし、この言葉とは裏腹に内心は残業することが嬉しいという人。横山氏の言葉を借りるなら「やっぱり残業が好き!」。「定時を過ぎたので、そろそろエンジンかけますか。その前にコンビニ行って夜食でも買ってくるかな」なんて、鼻歌でも歌いそうな気軽さで定時後の買い物を楽しみにしている人。そんな「残業愛」たっぷりの上司だったら、部下は最悪ですよね。「暗黙の定時」が夜の10時とか11時とかになり、会議を夜の7時からとかに設定してきますからね。

 1日に4時間も残業したいんだったら、朝の4時から働けばいい。残業愛に満ちた人はそんなことを言われても、それはイヤなんです。それならいっそのこと、昼に出勤して夜中まで働きなさいと言われたら嬉々としてそうするのでしょう。こういう残業愛に満ちた人は、夜遅くに人がまばらになったオフィスで仕事をするのが、頑張っている感や充実感を味わえたりして病みつきになっているのでしょうね。

 横山氏がそんな残業愛に満ちた人に送る言葉は「いったん会社を辞めてフリーランスになりましょう」。会社の縛りをなくして自ら経営者になれば、所属会社がブラック企業の烙印を押されることを心配してストップをかけられることもないですし、何の心配もなく自由に労働時間を決めて働くことができます。しかしこの横山氏の言葉は、刺激的な言葉で残業大好きな人は企業から切り離そうという意図はわかりますが、ちょっと的を射てはいないように感じます。

 自分は横山氏の言われる「残業愛に満ちた人」というのは、実は大きく2通りあるんだと思うんです。1つはまさに横山氏の言われる「残業している自分カッケー」「こんな遅くまで頑張ってる自分を見てくれー」な人。つまり、自己陶酔型でまやかしの成果や効率度外視の人です。こういった人は、フリーランスになって管理者兼労働者という立場で自分で自分をコントロールするというのは、その精神構造には合わないはずです。セルフマネジメントできる人であれば、そもそも残業大好きにはなっていないはずです。そして、もう1つのタイプは「仕事が大好き」というタイプです。最初のタイプと似てはいますが、ちょっと違っていてこのタイプは朝4時から仕事をしろと言われれば、嬉々としてそうするタイプです。前者のタイプがまやかしの成果を誇るのに対して、こちらのタイプの人は本当に多くの仕事量をこなします。そして、この後者のタイプの人こそ横山氏の「フリーランスになりましょう」が合う人です。こちらのタイプの人はセルフマネジメントの能力があるので、会社からのストップに邪魔されることなく心置きなく多くの仕事をすることができ、そしておそらくフリーランスで成果を出すことができる可能性が高いでしょう。

 つまり「仕事が大好き」にも関わらず、会社が自己防衛のためにストップを掛けてくるのが煩わしいというタイプの人だけが、横山氏のご提案に従ってもいいんだと思います。フリーランスでもおそらく、その仕事大好きな精神を活かして成果をあげることができるでしょう。一方で「残業が大好き」タイプの人は、横山氏のご提案に従って会社を辞めようものなら、残業しているカッケーな自分を見て評価してくれる目が無くなりますので、最大のモチベーションがなくなってしまい、成果を出せない可能性の方が高いと思います。


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2016年12月9日金曜日

How Amazon's line-less grocery service might really work

How Amazon's line-less grocery service might really work:

 今回の元記事は、自分が衝撃を受けたこの記事。といっても英語の記事なので、何の話題なのかというと、こちらを見てもらうと良いかもしれません。Amazonの「本気」を見た気になると思います。話題は米Amazonが来年早々に本社を置くシアトルに「レジなし食料品店」をオープンするというもの。その名も「Amazon Go」。ん?どこかで同じような名前のゲームを見たような気がしましたが、ネーミングセンスについてはともかく、公式の動画を見てみればそのすごさがわかります。


 まずお店に入ったお客さんは、スマホの専用アプリでバーコードを表示して入り口でセンサーにかざして入店します。お店の中では欲しいものがあれば、棚から取ってバッグに詰めていきます。やっぱりやめたというときは、バッグから商品を棚に戻します。そして、そのままお店を後にします。ん?何か忘れてないですか?日本のスーパーでこれをやったら、万引きGメンが飛んできて、ちょっと事務所までと言われそうですね。そう、お金を払うプロセスがスッポリ抜け落ちているのです。

 このAmazon Goのようなレジなし店舗の構想は、2000年代前半にもあったことを覚えている方もいるかも知れません。その時のキーテクノロジーはRFID(Radio Frequency IDentifier)と呼ばれるICタグでした。商品にはRFIDが貼られていて、お客さんがカゴに入れた商品を最後にレジで専用のリーダーにかざせば、何をどれだけ買ったのかが分かるというものでした。RFIDを使った場合も便利そうではありますが、そのRFIDそのもののコストとそれを貼る手間を考えると安い日用品には使いづらかったり、自分のバッグに詰められてしまうとRFIDリーダーで読み取れないのでおそらく専用のカゴを使わないといけない点、そして結局はレジでお金を払うことになるだろう点が惜しい感じがしました。

 そう言った問題点をこのAmazon Goは完全と言って良いほど解消してきました。まずRFIDのようなタグを貼るのではなく、カメラの映像とマイク等のセンサーを合わせ技で使用しているようです。スマホのバーコードをかざして入店するとき、カメラの映像と個人情報を結びつけます。その個人が商品を手に取るとき、映像をAI(人工知能)が分析して「誰が」「何を手に取った」のかを解読します。その際に映像だけでは他のお客さんの影になったりして実店舗では精度が出ないので、音声や光などセンサー情報で補完しているのでしょう。商品を棚から取ったことと棚に戻したことの違いも、映像からAIが解読します。ネットショプ上でお客さんがショッピングカートに商品を入れたり戻したりするかのように、実店舗でもショッピングカート情報を管理し、映像から店舗を出たことを検出すると、事前にAmazonに登録されていたクレジットカードで決済するという仕組みです。

 もちろん最初は実験的な試みでしょう。店舗が大混雑するほどお客さんが入ってしまうと、死角も多くなってカメラ映像の情報量が減って精度が下がることがあるかも知れませんし、コンピューターの処理能力も追いつかないかも知れません。最初から悪意を持って万引きしようという人に対して、AIがどれほど見抜くことができるかも未知数です。Amazon Prime会員のみ入店させ、かつ人数の上限も決めてしまったり、最初は店員も配置するなどの処置を取るのかも知れませんね。Amazonに関しては、ネット上のショッピングモールで培ったコンピューター技術を元に、リアルの店舗にも進出して既存の店舗を駆逐する計画があるという噂は随分前から聞いていましたが、まさかこんな風に来るとは。これはもしかしたら、ネット上もリアル世界も小売業は駆逐されてしまってAmazon一人勝ちという将来が来るかも知れません。


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給食ない週末、子供のカバンにそっと1袋 米の貧困支援:朝日新聞デジタル

給食ない週末、子供のカバンにそっと1袋 米の貧困支援:朝日新聞デジタル:

 今回の元記事は、中塚久美子氏による、子供の貧困に関するアメリカでの現場リポートです。アメリカの貧困の基準は、大人2人・子供2人の世帯で年収約2万4千ドル以下ですが、貧困家庭の子供は2009年以降20%台を推移し、絶対数では約1,500万人。しかし2万4千ドルという基準は、実際の生活を考えるとかなり低い水準ですので、実際にはもっと多くの子供たちが貧困にあえいでいると思います。

 日本は決まった指標を定めていないので具体的な数字はないのですが、最近は日本でもこの話題をよく聞くようになった気がします。それでもまだ日本の場合は、2014年の「子供の貧困対策に関する大綱」による、教育費支援・スクールソーシャルワーカーの拡充など、どちらかというと貧困が原因で学力不足に陥るのを防ごうという取り組みがメインのようです。

 一方でアメリカの場合は、子供の貧困は勉強うんぬんのレベルの問題ではなく、食べ物を食べられないとか着るものがないというレベルなのです。公的支援だけでは追いつかず
、学校を起点として民間の支援団体が食べ物や着るもののサポートをします。「スクールパントリー」と呼ばれているそうで、規格や賞味期限などのために、食べられるのに廃棄されてしまう食料を集めて、学校で「配給」をするのです。元記事にはアラバマ州タラデガ郡の例が挙げられており、この例では支援団体が毎週金曜日に学校に食べ物を配り、周りに人がいないときを見計らって先生がそっと子供のカバンに忍ばせるのだそうです。金曜に食料を配るのは土日は給食がないので食べ物に困るから、先生が人目につかないようにそっと忍ばせるのはそれが元でいじめられたりしないための配慮なのでしょう。

 マサチューセッツ州北部の例では、「学校のショッピングモール」と呼ぶ部屋に集められたシャツやジーパン・靴などを、子供達が買い物感覚で持ち帰るのだそうです(もちろんタダです)。学校のショッピングモールを運営する民間団体「ケイティーズクローゼット」のミッキー・コックレル氏は「服は貧困のサイン。ボロボロの服は不登校やいじめの原因になり、ちゃんとした服は子供の自尊心を上げる」という話をされています。

 アメリカでの子供の貧困問題は、もはや先進国だとは思えないほどの実情です。日本のように貧困で勉強ができないなんていう生っちょろい問題ではなく、子供の5人に1人は食べ物や着るものにさえ困っているというのです。そんな時のサポートの起点はやはり学校です。現代の学校は単に勉強を教える場所ではなく、食べ物や着るものが配給される拠点の役割すら担っているのです。タラデガ郡の例のように他の子供の目につかないようにそっと食べ物を忍ばせる心配りは、多感な時期の子供にとって何よりありがたい配慮だと思います。マサチューセッツ州の例のように、ちゃんとした服を着て他の子供たちの中に溶け込めることは、健全な精神を養う上でもとても重要です。こういったサポートをするアメリカのボランティア精神って、素晴らしいですよね。

 ただ問題は限界ギリギリのところまで来ているのもまた事実です。果たして大富豪のドナルド・トランプ氏が大統領就任後、こういった問題にどれだけ目を向けられるかは未知数ですが、労働者階級の支持を得て次期大統領に選ばれたわけですから、この問題にもぜひ取り組んでほしいですね。そして、日本にとってももはや対岸の火事ではないはずです。学校はを貧困問題サポートのためのハブとして機能させ、そこを起点に将来を担う子供達を健全に育てることは、人口減の時代を前にした我々の大きな課題です。安倍首相は自らの政策で子供の貧困は改善していると主張されているようですが、果たして本当にそうなのでしょうか。



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2016年12月8日木曜日

承認欲求が満たされれば間接部門は変わる:日経ビジネスオンライン

承認欲求が満たされれば間接部門は変わる:日経ビジネスオンライン:

 今回の元記事は、組織論に詳しい同志社大学政策学部の太田肇教授へのインタビュー形式で、間接部門をいかに強くするかということから、会社での人間関係の摩擦全般に関するところまで風呂敷を広げる内容です。太田氏のキーワードはズバリ「承認」。承認要求を満たすことこそ、間接部門と間接部門の溝を埋めたり人間関係の溝を埋めるための秘策です。

 組織論的に、もともと直接部門と間接部門は仲が悪いというのは定番です。両者は価値観も考え方も評価基準も違う、むしろ背反することが多いため、両者が相容れづらいのは必然とも言えます。太田氏のキーワードである「承認」に目を向ければ、直接部門は企業の花形で「晴れの舞台」があるのに対し、間接部門は裏方のためにそう言った舞台がないのが大きな違いを生んでいます。例えば、自分も属する開発部門であれば製品の開発でしょうし、営業部門であれば売上げ目標の達成かもしれません。要するに、基本的には直接部門の評価は「加点方式」なのです。それに対して間接部門は、何かあった時に叱責される「減点方式」なので、承認要求が満たされづらいというのがあります。加点方式の花形部門は成果を自分の手柄にすべくチャレンジをしやすいですが、減点方式の裏方部門は問題の責任を自分が追及されないために現状維持と守りに徹することが多くなります。

 近年両者の溝がますます深くなっているのは、太田氏によれば「成果主義の導入」と「コンプライアンスの徹底」に原因があるとのこと。成果主義に関しては、直接部門の成果は売上げ向上などポジティブなものですが、間接部門はコスト削減などマイナスを減らす方向で、両者はしばしば対立します。コンプライアンスに関しては、何かあった時に責任を問われるのは間接部門ですので、自らの責任をできるだけ減らすため煩わしいほどの手続主義に陥ります。自分の会社の例であれば、情報セキュリティのために社外にメールを送る際、添付ファイルから機密情報が漏れないよう部門の長を宛先に含めなければ送信できないという謎ルールがあります。IT部門などの間接部門が、何かあった時の責任をその部門に求め自分たちは責任がないとするための工作です。つまり1人が1日に平均10通しかメールを出さなかったとしても、100人の部員で構成される部門の長は毎日1000通以上のメールをチェックしなければならないというのです。まず人間業ではありませんしその情報漏洩を見つけても後の祭りという非現実的な対応を求めるというほど、間接部門は責任逃れに必死なのです。

 そんな両者の不毛な争いを避け、間接部門が「役に立つ」ようになるためには、彼らの承認要求を満たす仕組みが必要です。少しでも「加点方式」の評価がなされる場を設けるのです。太田氏によればもっとも効果的なのは「褒める」こと。そもそも日本の会社は誉めない文化が根付いてしまっているケースが多いので、例えば飲食店で取り組まれているように感謝の言葉をカードにして渡すなんていう取り組みも効果的なんだそうです。太田氏が例に出されている京都の中小企業の取り組みは、営業所が営業目標を達成した時に、直接部門だけでなくその営業所の間接部門にも賞金が出る仕組みを導入し、効果を上げているのだそうです。

 元記事に言われているのは、人間関係の摩擦の大半は承認不足から起こっている、ということです。例えば「俺は聞いてない」問題です。「俺は聞いていない。だから絶対に認めない」と意地になって反対する人も、実は典型的な承認不足が原因だと言います。自分の存在が認められていないから、意固地になって反対するのです。普段から「承認」を尊敬・感謝などの方法で示されていれば、感情的ではなく理性的に判断できるはずなのです。

 自分は直接部門にいるので、元記事では言われる間接部門の苦悩というのはあまり理解していませんでした。しかし裏方の仕事をしている人にこそ、「承認」が与えられる仕組みが作られることが重要だと思います。正直言って、自分は人から承認されたいという欲求は高い方だと思います。すごい製品を開発したとか、いい特許を取れたとか、トラブルを解決したとか。大きいことでも小さいことでも、成し遂げたことは人から褒められたい。それなのに、人に対してはあまり承認を与えていなかったように思います。承認して欲しいんだったら、その分他の人も十分承認すること。大事な教訓にしたいと思います。



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2016年12月7日水曜日

AIの学習手法は人間の教育にも応用可能 | TechCrunch Japan

AIの学習手法は人間の教育にも応用可能 | TechCrunch Japan:

 今回の元記事は、Sylvain Kalache氏による「Why education should become more like artificial intelligence」という記事の日本語訳です。氏はHolberton Schoolというソフトウェアの学校の共同ファウンダーという立場だそうです。人工知能(AI)に関する話題はこの山ちゃんウェブログでも何度となく取り上げさせていただきましたが、教育に生かそうというタイトルは、「釣り」気味としても面白い考えだと思って取り上げさせて頂きました。

 ただ、元記事全体に対する自分の意見は、教育が変わらなければならないという氏の主張はその通りですが、AIの学び方に倣えというのは、少なくとも現在の主流である「弱いAI」の学び方に対象を絞れば、それは違うだろうと思います。そして、氏の言われる教育が変わらなければならないのは、何もAI全盛の時代だからではなくコンピュータ技術全般の発展、とりわけインターネットにより情報の入手コストが極めて安くなったことに起因するものであって、流行のAIというキーワードを出してはいますが、内容は「知識の詰め込みから、考え方や学び方を学ぶ教育へのシフト」のことを言っていて、真新しいとは言えないと思います(もちろん新しくなくとも重要な指摘であることは、言うまでもありません)。

 さて、ここ数年AIの発展が目覚ましく、特に身近なところでスマートフォンなどのホームアシスタント機能として私たちの生活を便利にしてくれています。ホームアシスタントと聞いてピンと来ない方は、AppleのSiri・AmazonのAlexa・GoogleのGoogleアシスタントと聞けば、あれのことかと思い出して頂けるでしょうか。そうしたAIが身近になってきている時代に、氏の本業である教育は変わらなくて良いのかという問題提起が元記事の話題というわけです。氏の主張は、事実や数字を覚えこませるのではなく、情報を発見する方法を教えるようにすべきなのではないか。そして、AIに対して行うように「どのように学ぶのか」を教える必要がある、と言うことです。

 しかし、タイトルでも言われている「AIの学習手法を人間の教育にも応用する」と言う表現は、違っていると自分は思うのです。現在主流のAIは「弱いAI」と言われるもので、SiriもAlexaもGoogleアシスタントもそしてIBMのWatsonも弱いAIに分類されます。弱いAIがあるなら当然「強いAI」もあるわけで、強いAIにはさらに人口汎用知能(AGI)と呼ばれる分野もあり、これはほぼ人間に迫る知能を指しています。それに比べ、主流の弱いAIはニューラルネットワークの階層を深くしたディープラーニングが主体です。

 ニューラルネットワークにおける学習とは、端的に言うと関数フィッティングの延長です。x, y, z, ...という入力と出力oがあるとき、入力と出力の間にある関係性を表す関数 o=f(x, y, z, ...) の近似関数 f を求めようというアプローチです。その方法は誤差逆伝搬法と呼ばれ、まずデタラメな関数 f1 を使って実際の入力データの関数出力 f1(x, y, z, ...)を計算して、正解との差(誤差)に応じて関数の f1 のパラメータを調整する、調整後の関数 f2 で同じことを行う...これをひたすら繰り返し、最終的に誤差の小さい関数 f を得ようというものです。厳密には単純な関数というより、神経細胞を模擬したパーセプトロンの層を幾重にも重ねたネットワークの重みが調整されるのですが、内容的には関数 f を同定していくというのと同等です。つまりAIの学習方法は人間の教育とは全くレベル感というかカテゴリーが違うものなので、一方の方法をもう一方に応用するようなことはできそうもありません。

 AIはシンギュラリティ(技術的特異点、AIの知能が人類の知能の総和を越える時で2045年ごろと予想されています)を目指しています。シンギュラリティの世界においては、現在人間が担っている多くの仕事はAIに取って代わられる可能性があります。そんな時でも人間側に主導権を持ってAIと付き合っていくためには、単なる詰め込み教育で太刀打ちできないのは当然ですが、元記事に言われる「創造性をさらに磨き、変化に備える」ということでも十分ではないと思います。残念ながらシンギュラリティに備えてこういう教育が望ましいという提案まではできませんが、少なくとも、考えることを全てAIに任せてしまうことは避けた方がよさそうです。


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2016年12月6日火曜日

どうなる?2100年の未来都市 - GE Reports Japan

どうなる?2100年の未来都市 - GE Reports Japan:

 今回の元記事は、GE Japanのオンラインマガジンより、2100年の都市像についての未来予想図です。記事そのものは今年の7月のものなので若干古いのですが、大企業GEの描く未来予想図は突拍子も無いものではないものの、十分に現実的な未来のような気がして、遅ればせながら取り上げさせていただきました。

(1)世界に次々と増殖する巨大都市、縮小する東京
 国連は、2100年までに世界の人口108億人のうち、実に84%が都市部に暮らすようになると予想しています。今以上に都市部への人口集中が激しくなるわけですが、現在すでに28ある人口1千万人以上の巨大都市は、数十都市に増えると予想されています。
 しかし巨大都市の代表格である東京は、現在は周辺の横浜・千葉を含めた巨大経済圏を構成していますが、東京都の人口は今後2020年にピークの1,335万人に達し、その後は少子高齢化の波をモロに受け、2100年には約半分の713万人にまで減少すると予想されています。65歳以上の人の高齢者の割合は44.5%にも達し、医療費などの社会保障に関する深刻な問題を抱えることになりそうです。

(2)気候変動と戦う世界の都市
 爆発的な人口増加と今後も進む都市化が気候に与える影響を考えると、今後も地球温暖化に伴う異常気象などが予想されます。未来の巨大都市は、海面上昇や大型ハリケーンなどの自然の猛威から都市を守る構造が必要になってくると予想されています。

(3)ロボットや機械も、生態系の立派な構成員に
 2100年の都市は、人間とロボット・機械がともに暮らすことになるでしょう。最近の流行であるIoT(Internet of Things:たくさんのモノがインターネットに接続されることで便利な世の中が実現されるという世界観)は今後も進展し、米シスコ社の予想では、2020年までに500億ものモノがインターネットに接続され、もはやインターネットに接続するモノと人は10:1くらいの比率になりそうです。
 2100年ともなればインターネット接続されるモノは数兆台規模になり、それらから取集される膨大なビッグデータはAIによって解析され、その結果が現実世界にフィードバックされる「本当のIoT」の世界が実現するでしょう。

(4)AIを活用した無人輸送やヘルスケアシステム
 交通や物流(ロジスティック)はAIの発展の恩恵を最も受ける分野で、2100年にはこの分野ではほとんど人間が介在することなくサービスが提供されるようになるでしょう。他にも、医療分野で人工臓器などの人体機能の増強がさらに進化し、人間と機械の融合はもっと我々の生活の中に浸透してくるでしょう。現在でもすでに、事故や病気で失った手足の代わりにバイオニック義肢を装着して、頭でその義肢を動かしたいと念じるだけで本当に動かすこともできるようになってきています。そうするともはや、本当の手足と人工の手足の違いがなくなってくるでしょう。

 GEが描く都市の未来予想図、いかがでしたでしょうか。自分が元記事を読んだ感想としては、悲観的な将来像で警鐘を鳴らそうとか楽観的な将来像で夢を語ろうとかいう内容ではなく、極めて現実的な未来予想図だった気がします。IoT関連のソフトウェア開発に関わっている自分としては(3)は特に気になるころですが、その昔描かれた未来像では人型のロボット(ヒューマノイド)が私たちの生活を助けてくれる世界が描かれていましたが、実際にはモノがネットワーク化して連動して私たちの生活を助けてくれる世界の方が現実的です。つまり、家事ロボットよりもスマートハウスで家自体がロボット(というか一連のIoTデバイスを含む制御システム)になる方が現実的です。

 しかし、それにも関わらず人型ロボット(ヒューマノイド)の分野が最近アツい気がします。例えばソフトバンクのPepperとか日立のEMIEWとか、人型をして接客をしたり案内をしたり。スマートハウス・スマートカー・スマートショップ・スマートビル・スマートファクトリー、色々な場所やものがIoTによって制御システム化すると確かに生活が便利にはなるでしょうが、一方で無機質な便利さよりもコミュニケーションによる「血の通った」便利さを求めるのが人間なのかなと思ったりもします。今回のGEの未来予想図ではロボット分野について触れてはいたものの、ヒューマノイド型ロボットについてまで掘り下げていなかったので、念のための補足として、ロボットとAIの融合、そしてヒューマノイドがもっと我々の日常生活に入り込んでくることも予想されるのではないかと思います。

2016年12月5日月曜日

あなたの「市場価値」の高め方 - 本物のエンジニアが不足、10年後も価値が高い3タイプはコレだ:ITpro

あなたの「市場価値」の高め方 - 本物のエンジニアが不足、10年後も価値が高い3タイプはコレだ:ITpro:

 今回の記事は、ITエンジニアの市場価値に関して、島田優子氏がソニックガーデンの倉貫義人氏やパソナテックの森谷氏にヒアリングした記事です。経済産業省は2016年6月、「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」を発表しましたが、その結果、2016年時点で既にITエンジニアは17万1000人も不足していて、2020年には最大36万9000人が不足すると指摘されています。

 この山ちゃんウェブログにおいて、AIの発展によって失われる仕事は多いという趣旨の記事を書いてきましたが、そんな中でもプログラマーなどITエンジニアに関しては、AIの開発や運用・保守などを考えれば需要が増えこそすれ失われることはないだろうという考えでした。しかし、プログラマー・ITエンジニアでありさえすれば仕事がなくならないかというと、そうではありません。「本物のITエンジニア」だけが仕事を失わないのであって、偽物のITエンジニアの場合はその限りではないのです。

 「本物のエンジニア」と「偽物のエンジニア」を分けるものは何なのでしょうか。倉貫氏によれば、それは「受託脳と提案脳の違い」なのだそうです。「受託脳」とは基本的に言われたことだけする、要件定義・基本設計という入力に対して確実に詳細設計やプログラムを出力するマインドのことです。しかし現代のシステム開発は、開発工程の短さや要件がはっきりしないプロジェクト・しっかり要件をまとめられるITベンダーが少ないという現実があり、要件定義から基本設計・詳細設計・プログラミング・試験とありとあらゆるフェーズをスコープに入れられるような人材が求められており、そのマインドを指して「提案脳」と言っていると思います。

 そしてパソナテックの森谷氏によれば、今後10年で市場価値が高くなるITエンジニアのパターンは、「収益を生み出せる」「高い専門性を持つ」「グローバル案件のマネジメント」という3つのキーワードで表せるそうです。さらにこれらの上に横断的に「人脈」があることは何よりの強みになるとのこと。

 元記事で倉貫・森谷両氏が言われていることを読ませて頂くと、ITエンジニアに求められる守備範囲が昔より広くなってきていることがわかります。そして自分は、今後もプログラマーをはじめITエンジニアに求められる能力は専門分野だけでなく、経営・管理など技術以外のものも求められる範囲が増えていくと思っています。自分の感覚的な話ですが、ITやインターネット黎明期の20年くらい前、ITエンジニアはスペシャリストとして専門1つの分野の深い知識が求められていたと思います。自分はこの時代に求められたエンジニアの知識を、その文字の狭く深い姿から「I型」と呼んでいます。そしてITやインターネットの成熟の過程だった2010年くらいまで、スペシャリストとして専門技術に長けてはいても、いわゆる専門家バカではなくて浅くてもいいからその他の知識も幅広く備え非エンジニアともコミュニケートできる能力が必要とされたと思います。この頃必要とされた知識を、自分はIの文字に浅くても広い横棒を足した「T型」と呼んでいます。そして2016年となった現在、求められる知識はもっと幅広い「U型」か複数の専門を持つ「W型」になりつつあるのではないかと思います。

 このように従来はスペシャリストとして専門知識さえあればよかったITエンジニアが、時代が進むにつれて幅広い知識が求められるようになったのは、現代のIT技術はもはや高度になりすぎて、非エンジニアの人は技術についてこれなくなっているのだと自分は思っています。つまり、I型知識が求められた20年前は、ITへの依存度はまだ低く非エンジニアに主導権があったので、非エンジニアがエンジニアの専門知識を適宜利用するという形態だったと思うのです。それがだんだんITへの依存度が高まり、エンジニアの方にT型知識を持って歩み寄ってもらわなければコミュニケートが難しいという状況になりました。さもなくば、エンジニア・プログラマーの言う専門用語の嵐の前では、非エンジニアは何を言っているのか理解するのさえ難しくなってきたのです。そして2016年現在、ITはビジネスの中核をなすようになり、ITの力がそのままその企業の強みにもなれば弱みにもなる時代。その技術レベルはもはや非エンジニアにはついていけない世界になり、ITエンジニアに歩み寄ってもらったとしても本当の意味での相互コミュニケートはもはや不可能になりつつあります。

 そこで、ITエンジニアに従来非エンジニアが担ってきた仕事もやってもらわなければならなくなっています。従来は相互にコミュニケートして仕事を分担していたのですが、現代はもはや非エンジニアの出る幕はどんどん小さくなっていて、たとえ営業職ですらエンジニア上がりの人が担う時代だと思います。経営という観点においても、エンジニア上がりか少なくともその方面の知識があって先を見通せる力が必要とされる時代になるでしょう。なぜなら技術の発展は、社会や生活をさえ変えてしまう力を持っているのですから。つまり今後のビジネスの世界では、技術をある程度分かるエンジニア的要素がなければ、その人の出る幕はどんどん少なくなってくると思います。元記事に言われている「本物の」エンジニアが求められる背景には、そう言った事情があるのかなと思います。


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2016年12月4日日曜日

有給休暇取得に対する「謎の罪悪感」を解消する提案が話題に! - まぐまぐニュース!

有給休暇取得に対する「謎の罪悪感」を解消する提案が話題に! - まぐまぐニュース!:

 今回の元記事は、最近の電通の事件などをきっかけに議論されることが多くなっている日本人の「働き方」に関する話題の中で、有給休暇の取得に関する画期的な提案です。この提案を主張されているiWorks氏は自分の感性にかなり似ているなと思いますし、もちろん自分も全面的に賛成です。

 そのご提案とは、ズバリ「小学生にも有給休暇を与えよ」というものです。もちろん小学生が給料をもらって学校に行っているわけではありませんので、「有給」という言い方は正しくないのですが、要するに任意で休める日を作ろうというものです。小学生時代を思い出してみてください。自分の場合は、熱もないのに学校を休むなんてことなかったですし、皆勤賞は素晴らしいものとして褒められました。ちょっと旅行に行くからなんて理由で休まなかったですし、たとえ風邪をひいていても熱が37度くらいだったら休むのに罪悪感を感じたものでした。自分と同じような小学生時代を送った人はきっと多いと思います。そして元記事では、それこそが日本人が有給休暇を取得することに罪悪感を感じる元凶だというのです。まさにその通りだと思います。

 有給休暇の取得に罪悪感を感じる人の割合は、元記事で紹介されているExpedia有給休暇国際比較調査2015のグラフのように日本は18%に及びます。調査した国の中で1番ですね。自分の会社でも、自分が病気とか子供が病気とか親の介護とか、とにかく何かどこに出しても恥ずかしくない理由がある時しか有給休暇を取得しづらいという暗黙的な空気があるように感じるのです。

 子供の頃から「休むという権利」についてしっかり身につけておくことで、大人になって変な罪悪感から心身をすり減らしてまで長時間労働してしまうことを避けられる可能性は高いと思います。よく「休むことも仕事のうち」なんて言ったりしますが、「休むことも勉強のうち」ということを子供の頃から身につけることは大切だと思います。


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2016年12月3日土曜日

PTA活動、外注したいと本気で考えるほどツラい!?|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン

PTA活動、外注したいと本気で考えるほどツラい!?|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン:

 今回の元記事は、「PTAで仕事をしない権利を1万円で出したら、たぶんほとんどの人が買う」というツイートを議題にして、PTAに関する著作を多く世に出している大塚玲子氏に岡本実希氏が聞いたインタビューの記事です。自分も長男が今年から小学校に通い始め、我が家はさっそくPTAの広報の役員を務めています。とは言っても、自分は運動会の時にカメラマンとして活動した以外、日常の会合などは妻が対応してくれているのが実情です。

 今回のツイート及び元記事の背景には、PTAの業務が保護者に大きな負担となっている現実があります。自分たち夫婦は共働きなのですが、妻はPTAの会合のためにすでに今年の年休のほとんどを使ってしまいました。広報の仕事は広報誌の原稿を作って写真を載せてということなのですが、行事の時の写真撮影や取材はまだ分かるのですが、日常の会合も一体何をそんなに話し合わなければならないのかと思うほど頻繁に開かれています。
 
 元記事のような、PTA活動を外注できるものならしたいという話が出るのは、大塚氏によれば「女性の働き方が変化したこと」、そしてそれによって「女性にとっての時間の価値が変容したこと」が背景にあるそうです。確かに、1990年代中頃に共働き世帯と専業主婦世帯の数は逆転し、現在では共働き世帯が専業主婦世帯の約2倍(内閣府「男女共同参画白書」より)という統計データがあります。つまり、自分たち家族のように共働き夫婦でPTA役員もやってというのは、どちらかというとマジョリティです。しかし、現在のPTA活動のは専業主婦の家庭が前提になっているように思うのです。平日に自由な時間が取れる専業主婦を前提にしたPTAの制度が、共働きが多くなった社会にそのままフィットするとは到底考えられません。そこに生じる歪みが、今回のツイートが1万もの賛同のリツイートを得た要因でしょう。

 実はそもそもの大前提として、「PTA活動は任意参加」です。じゃあ参加しなければいいじゃないかと思うでしょうが、これが違うんです。長男の小学校の場合、妻のママ友ネットワークから入ってくる情報によれば、6年間の間に一度はPTA役員をやらなければならないという「暗黙の」ルールがあり、6年生になってまだPTAをやっていなければほぼ強制的かつ重要なポストが与えられてしまうのだそうです。ここでいう「ほぼ強制的」とはもちろん本当に強制されるのではなく、ママ友の人間関係の中で「逃げ切りは許さないぞ」という空気が間違いなくあると言うのです。自分を含め男性諸氏には、会社で同僚も上司もみんな残業している中、残業は義務じゃないし自分の仕事は終わったからと定時退勤するのが難しいことを想像すれば、その空気が理解できるでしょう。

 大塚氏によれば、アメリカの学校の場合やりたい係のところに名前を書くシステムだそうで、1人の親が複数の係を掛け持つ場合もあればどれにも参加しない親もいるそうです。そこはさすがに個人主義のアメリカらしいとは思いますが、日本でそういう「やりたい人がやる」というPTAは実現可能なのでしょうか。日本の場合特に懸念されるのは、その結果誰もやる人がいなくなるということです。誰もやりたがらないので、結局は抽選となって元の木阿弥というのが目に見えるようで、残念なことにそういうアメリカ的なシステムは日本では成立しなさそうです。

 実は自分の考えは、PTAへの参加はそんなに否定的ではありません。むしろ、共働き家庭が多くなった現代の実情に合わせて、父親がもっと参加できるPTAの仕組みを模索できないかと思うのです。「イクメン」なんて言葉が流行った現代の父親の場合、本当はPTAに参加して子供のお友達の親御さんとも交流を持ったり学校行事に関わっていきたいと思う父親も多いと思います。実は自分も長男の参観日・音楽会・運動会など学校行事は全て参加していますし、長男と同じ保育園出身のお友達の親御さんの中には両親揃って参観日に来る人はとても多いです。むしろ、幼稚園出身の子供を持つ親御さんの方が、学校行事はお母さんだけで出席されるケースが多いと感じます。

 元記事の中でこうすればいいという結論的なことが言われているわけではありませんが、大塚氏の言われる「PTA活動は義務ではなく、権利である」ということを基本に、制度自体の見直しが必要な時期に来ているのは確かなようです。最後の「あなたはPTA活動を妻任せにしていませんか」という言葉は自分も耳が痛いですが、もっと参加したいけど参加できない父親も多いのでそういう人を取り込める制度や空気感になるといいなと思います。


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2016年12月2日金曜日

「シンプソンズ」が“暴君”大統領候補トランプの出現を完全予言していた! 全米崩壊の未来も…!?

「シンプソンズ」が“暴君”大統領候補トランプの出現を完全予言していた! 全米崩壊の未来も…!?:

 今回の元記事は、仲田しんじ氏によるもので、トランプ大統領の誕生は16年も前に予言されていたという、ちょっとゾッとする話題です。実はアメリカの人気アニメ「シンプソンズ」が数々の予言をしているという都市伝説なようなものがあり、このアニメが16年も前にドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領になることを予言していたというのです。そして、この仲田氏による元記事ですら昨年2015年12月の記事だということも注目です。仲田氏は元記事の中で、まさかトランプ氏が大統領になることはないだろうが大統領選に出馬するだけでもシンプソンズの予言は的中だとしていますが、なんのなんの、まさかの大統領になってしまった大的中だというわけなのです。

 問題の予言というのは、2000年3月放送の「バート未来へ行く」というお話の中で、シンプソン家の長男・バートが未来の世界を覗くことができる「窓」を手に入れ、2030年の世界を体験します。この2030年は「トランプ大統領」は在任期間を終えたばかりで、シンプソン家の長女・リサがなんとトランプ政権を引き継ぎ次期大統領になったという設定なのです。そしてリサ新大統領は「トランプ大統領からかなりの予算不足を受け継いで、いま財政はとても困難な状況よ」と言うのです。

 ただし、トランプ大統領の誕生を的中させたとしてネット上で出回っている下の画像は、実は最近作られたものだということが指摘されています。確かにこれは、ちょっと映像が綺麗すぎるような気もしますね。でもだからと言って、シンプソンズがトランプ大統領の誕生を的中させたということも嘘だというわけではありません。

 本当に16年前に放送された映像というのがこちら。この2分20秒くらいのところで、リサが先のセリフを言っています。上の画像のようにガッツリとトランプ大統領を主張しているわけではないものの、昨年ですらトランプ大統領の誕生を予言できた人がどれほどいたかと考えると、2000年時点でこれなら十分すぎる予言といってもいいかもしれません。

 そして実は「シンプソンズ」は、アニメの中にこれまでにも数々の予言をちりばめてきた、そしてそれはかなり当たっていると言われています。1997年の放送では、シンプソン家の長男・バートが高熱を出し渡される絵本のタイトルが、「おさるのジョージとエボラウイルス(Curious George and the Ebola Virus)」でした。2014年から今年初めにかけて、西アフリカを中心に感染拡大したエボラ出血熱を予言していたと言われます。さらに猿がこの感染拡大の媒介になったケースも認められているというのです。1998年の「The Wizard of Evergreen Terrace」では、シンプソン家の主・ホーマーが黒板に書くが、後にその存在が確認される「ヒッグス粒子」の近似関数(function approximation)だというから驚きです。

 この手の予言とか占いは、少しかすった程度でも声高に当たった当たったと喧伝されるものですが、シンプソンズに関しては後から見ると意図的に入れられたようなところにこっそり予言めいた表現がなされています。アニメに登場する本のタイトルだったり、ジープの模様だったり、そして前大統領としてだったり。そんなところにこっそり入れられた「予言」を後から探すのも、またこのアニメの楽しみ方なのかもしれませんね。


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2016年12月1日木曜日

狙ってやってるとしか思えない(笑)完全に一致してしまったモノたち15選|@Heaaart - アットハート

狙ってやってるとしか思えない(笑)完全に一致してしまったモノたち15選|@Heaaart - アットハート:

 今回の元記事は、意外なもの同士が実はそっくりだというおもしろレポートです。ネット上では人とモノだったり動物と人だったり、全然カテゴリーの違うものどうしが以外に似ていることを発見した人が「完全に一致」などと投稿するケースが増えています。元記事の15種類のそっくりさんから、さらに自分のお気に入りを5種類+1を選んでみました。プラス1はこの元記事からではありませんが、ずっと前からネット上にあったあのレジェンドです。

 まずはこの2枚。女性のドレスがなんとケンタッキーとそっくりだなんて。思ってもみない取り合わせですよね。そして一度こう見えてしまうと、ドレスがどうみても美味しそうに見えてしまうから不思議です。


 次はこの2枚。同じように女性の服が別のものに見えるパターンですが、ちょっと物騒なものに似ていますね。

 そして3つ目は人とモノというのは同じですが、ムキムキの筋肉があのスイーツに似ているというもの。この写真のボディービルダーの方、残念ながらあのターミネーターでおなじみの方ではありません。

 そして4つ目は、もう人ですらありません。この切り口の方がむしろフクロウっぽいところが面白いですね。

  そして次は1枚だけの写真。比較対象すらありませんが、それでも日本国首相のあの方にこれほど似ているとは。

  そして最後のオマケは、人気グループのボーカルのあの女性がカワウソに似ているというものです。ずっと前からネットにあって、定期的に見ているような気がします。ご本人も公認のようで、ネット上ではノリノリのツーショット写真も上がっているようです。

 いかがでしたか。世界には自分と似た人が3人はいるという話がありますが、近い将来は、ネット上にある膨大な写真を機械学習で学んだAIが意外なそっくりさんを見つけてくれるかもしれませんね。


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2016年11月30日水曜日

いまや「生産性」は日本企業の弱みである | DHBR編集長ブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

いまや「生産性」は日本企業の弱みである | DHBR編集長ブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー:

 今回の元記事は岩佐文夫氏による、日本企業の仕事の「生産性」に関する話題です。電通の新入社員の女性が過労が要因と思われる自殺をした事件を契機に、日本中で長時間労働の問題・サービス残業の問題など働き方に関する議論がされていますが、その議論の中に日本企業の「生産性」の低さというのがあります。生産性が低いのだから他国の企業と渡り合うためには、長い時間働かなければならない。とても単純化した理屈ですが、そう考えれば生産性の低さが働き方の問題の元凶だと言えるかもしれません。

 岩佐氏も述べられていますが、日本企業にとって「生産性」は何も最近のトピックではありません。それは戦後の経済立直しにおける最大のテーマで、戦争で疲弊した経済状況では設備投資を十分にはできない、それならば不良品を出さずに生産効率を上げなければ世界と渡り合うことはできないということから、「生産性向上」は国を挙げての課題として取り組まれました。そして先人の血の滲むような努力の結果、「Made in Japan」は「高品質」と同じ意味だと言われるほど、日本は高い品質管理技術を身につけることができたのです。そして「Made in Japan」がその後世界を席巻したのはご存知の通りで、最近はやや陰りが見えたものの、いまだに「生産性の高さ」は日本企業の大きな武器と言えるでしょう。

 しかし、働き方の議論の中で話題に上がる「生産性」が、この文脈でいう「生産性」と意味が異なっていることにはすでにお気付きかと思います。日本企業の武器の「生産性」というのはあくまでも工場における生産性、しいていうならブルーカラーの生産性ということでしたが、90年代以降は経済の主戦場は製造業よりもサービス業にシフトし、いま問題視されている生産性とはすなわちホワイトカラーの生産性・サービス業の生産性ということです。

 残念なことに、日本企業はこの課題を解決できないまま今日に至っています。「生産性」を上げるには、アウトプットの「売上げ」を伸ばすか、インプットの「投入資源」を減らすかしかありません。しかし、失われた20年の中でリストラが進み、今後は投入資源の劇的な削減は望めそうもありません。そうなるとアウトプットを伸ばすことが必要ですが、日本はせっかく素晴らしい技術を持っていてもそれを顧客の付加価値へと転化するのが苦手で、高価格商品をつくるのが得意ではないと言われています。しかし、より良い働き方のためには生産性向上、生産性向上のためには高価格商品を作ることが必要、というような芋づる式ロジックですので、ここは何としても高価格商品・付加価値の高い仕事を実現しなければならない正念場に来ていると言えます。

 この山ちゃんウェブログにおいては、プログラマーは作業者というよりはむしろ陶芸家や画家などの芸術家に近いとか、プログラマーのパフォーマンスの個人差はは何百倍・何万倍にも達するという趣旨のことを述べてきました。これはソフトウェア開発という分野にどっぷり浸かっている自分の実感で、天才というのはいるものだなあと感じることもしばしばです。そこで提案は、これからの日本企業は1人ないしは少数の「天才」に乗っかるようにしませんか、ということです。もちろんすべての企業にこの提案が成り立つわけではありませんが、IoT・AIなど直近の経済の主戦場はテクノロジー、それもソフトウェアを中心とするテクノロジーに移ってきます。そしてソフトウェアテクノロジーの世界では、1人の天才が世界を変えてしまえるほどの力を持っているのです。それならば、凡人は、天才が思う存分その天賦の才を発揮できる環境を整えること全力を傾けるのです。経営者・マネージャー・一般社員などの凡人は、1人ないしは少数の天才が仕事をするためのお膳立てが仕事です。そして、天才が生み出す莫大な価値をみんなで享受するという考え方です。

 それには天才を見抜く経営者の眼力が必要だったり、天才を大切に育てる教育環境だったり、社会の中でも様々な軋轢があるだろうことは想像されます。しかし、これからの主戦場であるソフトウェアテクノロジーの世界とはそういう世界なのです。工場で規格品を作るような個人差が出ない世界では、同じ時期に出世して同じくらいの報酬をもらって働く「横並び主義」が成功してきました。それは横並びが「公平感」があり、真面目に長く勤めれば報酬が上がる年功序列が作業者のモチベーションに一役買っていたからです。しかし、今後はそれではダメなのです。それがダメだから、ホワイトカラーの生産性向上という課題を解決できず今に至ってしまったのです。企業の価値のほとんどを1人ないしは少数の天才に支えてもらい、凡人はそのおこぼれにあずかる、それこそが劇的に「生産性」を高めるためのコペルニクス的転回ではないかと思うのです。


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2016年11月29日火曜日

ハニーポットでIoT機器への攻撃を観測、最大の感染理由はTelnetサービスの稼働:ITpro Active

ハニーポットでIoT機器への攻撃を観測、最大の感染理由はTelnetサービスの稼働:ITpro Active:

 今回の元記事は、横浜国立大学大学院環境情報研究院・先端科学高等研究院准教授の吉岡克成氏による、IoT(Internet of Things)エッジデバイスの脆弱性に関する記事です。この山ちゃんウェブログでもIoTデバイスのセキュリティ面での脆弱性については何度か取り上げさせて頂きましたが、正直言って決定打となるような対策法がないというのが実情です。それはというのも、IoT自体の世界観自体が、ビデオレコーダーや監視カメラ・玄関ドアの鍵・冷蔵庫など、ありとあらゆる非PCデバイスがインターネットへつながるというものですので、その数は膨大かつセキュリティパッチなどのメンテナンスの手が行き届くはずないものだからです。

 元記事の伝えるところによりますと、インターネット上ですでにマルウェアに感染していると見られるIoTデバイスは相当数あり、吉岡氏の研究室で準備したハニーポットに対する攻撃は4ヶ月間で90万回にも上ったそうです。そのほとんどが非PCであってデジタルビデオレコーダー・ルーター・監視カメラといったものが多かったそうです。膨大な数のこれらのIoTデバイスがマルウェアに感染し、攻撃の踏み台にされていると見られます。

 IoTデバイスのマルウェア感染の最も大きな原因は、最新のセキュリティパッチが当てられないなど原理的な面や、高度な専門技術を必要とするようなセキュリティの仕組みが取り入れられていないなどの高尚な理由ではなく、実は古くから存在するあるサービスの存在なんだそうです。その名も「Telnet("テルネット")」。多くのIoTデバイスで、Telnetサービスが稼働しているのが原因なのです。Telnetはもともと遠隔(リモート)のサーバーやデバイスにネットワーク経由でログインして操作するための機能で、IoTデバイスでこの機能が動作していると、リモートでログインされ自由に操作されてしまうのです。だって、Telnetはそもそもそのための機能なのですから。そして、Telnetは30年以上も前の規格なので通信経路の暗号化もなく、ログイン認証もIDとパスワードだけです。しかも、肝心のID・パスワードすら「root」と「12345」など、どうぞ乗っ取ってくださいと言わんばかりのデバイスもあるのが実情なんだとか。

 下の図は元記事から転載させて頂いた、情報通信研究機構(NICT)における過去10年間の観測結果です。ポート番号23番というのがまさにTelnetのサービスなので、Telnetにアクセスしてあわよくば乗っ取ってしまおうという攻撃の数が群を抜いていることが分かります。そして、IoTという言葉が流行りだした2014年頃からぐっと増えていることも見て取れます。

 高度なセキュリティを云々の議論の前に、まずは出荷するIoTエッジデバイスのTelnetは止めてから出荷するという当たり前のことを当たり前にやることが重要です。自分もメーカーの立場でIoT関連の業界にいますので、このサービスが稼働したまま出荷してしまっているメーカーさんは何社か知っていたます。もちろんインターネットに接続されずにローカルネットワークだけで使われる大前提なのでしょうが、それで安心してしまったら危険極まりありません。ローカルネットワーク上に悪意あるハッカーがいないなんて保証はどこにもないのですから。

 この山ちゃんウェブログでIoTデバイスのセキュリティ問題を取り上げさせて頂く時は、乗っ取られた時の社会的影響が大きいデバイスについては、「エアギャップ」という直接インターネットに接続しない考え方が望ましいという考えを主張してきました。しかし、それはTelnetを止めるような最低限の対策は取られた上でのことです。それすら行われないなら、インターネットに繋がらなくてもローカルでも全く安心できないことになってしまいます。

過去に一体何が?嫌なシーンが頭に浮かぶ「注意書き」16選 - ページ 3 / 3 - まぐまぐニュース!

過去に一体何が?嫌なシーンが頭に浮かぶ「注意書き」16選 - ページ 3 / 3 - まぐまぐニュース!:

 今回の元記事はオモシロ注意書きなのですが、16選の中からさらに厳選して自分のお気に入り4つを取り上げさせていただこうと思います。

 まずはこちら。北海道のボーリング場にあった注意書きだそうです。以前にロバでこのボーリング場に来た人がいたこと、そしてロバでボーリング場に来たのは1人ではないということが読み取れます。ある方と下山さんがそれぞれ"マイ"ロバでお店にやって来て、帰るときにロバが入れ替わってしまったと言っていると読み取れます。いくら北海道が自然豊かでも、ロバってそんなにメジャーな乗り物でしたっけ?

 2枚目はこれ。オオサカと書かれていますので、大阪び通天閣なのでしょうか。本当に過去にハリセンを使った人がいたのか、いやハリセンといえば大阪のお笑い文化の象徴ですので、単なる大阪流のジョークなのかも?

 お次は場所は示されていませんが、どこかの高架下。ここで立ちションすると、監視カメラが映像を録画していてYouTubeにアップしてやるぞということをイラストだけで表現したシュールな注意書きです。過去にここで立ちションした人がいて、それは日本語の通じない外国人だったのかななんて想像してしまいますね。

  最後はチョコレートのお菓子に入っていたというこの注意書き。過去にこのチョコレートをかじって歯が折れた人がいたのでしょうね。そしてそれが元で訴えられたりして裁判沙汰になり、PL法か何かの違反でお店は痛い目にあったのかもしれません。いや、それは想像しすぎでしょうか。

 自分は電機メーカーでソフト開発の仕事をしていますが、仕事でたまに「取説」を作る場合があります。取説の書き方って決まったフォームというか、押さえるべきポイントというのがあって、その道の専門家が作らないと"穴"がたくさんある取説になってしまいます。例えば、埃が多いところに端末用のパソコンを置いておいたのですぐ壊れてしまったとか、画面が映らないとのクレームで現場に行ってみれば電源が繋がれていないとか、嘘のようなホントの話がたくさんあって、それらの"穴"をきっちり塞いだ取説を作らないといけないのです。結果的に取説は、そんなことしないでしょというような注意書きばかりが並んだ分厚いシロモノになりがちですよね。最後のチョコレートのお菓子の注意書きを見て、日本のメーカーの取説の分厚さを連想してしまいました。


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